巣立つまで撤去しない場合はフン対策を
もう子育てを始めてしまった、
卵があるからもう巣は撤去出来ない、
などで巣立ちまで巣はそのままにしておくと決めた場合でもフン対策が必要です。
特にこれと言って被害があるわけではないような場所に巣を作っているのであれば、対策は必要ありません。
でもこれが、人間がよく出入りするところに巣を作られてしまうと困ってしまいます。
巣の場所にもよりますが、新聞紙やダンボールを敷いたり、板などを付けてフンよけを作ることが必要になります。
例えば、車庫など車をとめている周辺に巣があれば車がフンだらけになってしまう可能性もあります。
玄関付近の場合は、フンについたダニや虫を家の中に持ち込んでしまうことがあるのでアレルギーを引き起こすことがあります。
フンが乾いて空中に舞ってしまうと、それを吸い込んでしまうのでフンを除去する時は基本的に新聞紙や捨てても良いぞうきんなどで拭き取ってから洗剤で水洗いするのが一番。
消毒や除菌も欠かさないようにして、なるべく家の中には持ち込まないようにすることが大事ですね。
フンを発見したら、すぐにその都度除去して綺麗にすることで衛生環境を維持することが出来るでしょう。
いくら縁起が良いからと言っても、人間に健康被害が起きるような事態になってしまうとなかなか一緒に生活環境を共有することは難しいですからね。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
・ツバメの巣が出来ると縁起が良い理由や由来
・巣の正しい駆除方法
・フン対策
などについてご紹介しました。
ツバメの産卵期は一般的に4月から7月くらいにかけての春から初夏の時期になりますがその期間に一度だけでなく、二度子育てをすることもあります。
子育て中でも梅雨の時期などはエサとなるものも少なく、親がエサ取りに行っている間に巣が冷えて無事に育たない雛も居る程子育ては大変だったりします。
法律でも保護されているので、卵を産んでからや雛を育てている最中の巣の移動や駆除は厳禁です。
巣を駆除する場合は、ツバメ親子の為にも巣立つまでの数ヶ月間を忍耐強く待ってから取り掛かるようにしましょう。
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