コシヒカリの特徴と由来・産地の違いついてまとめてみた

記事内にPR広告を含む場合があります

スポンサーリンク

コシヒカリの歴史と由来

 

コシヒカリは1956年に誕生しました💡

 

新潟県で、

・品質や味に優れているが病気に弱い品種であった「農林1号」

・病気に強い品種であった「22号」

を掛け合わせて人工交配した品種になります。

 

福井県で開発されてそれが後に奨励品種に選定され、新品種として誕生したんです。

 

お米の世界で言う病気というのはいもち病という名の稲に感染する病気なのですが、病気の中でも最も恐ろしいと言われ収穫や品質に悪影響を及ぼす大凶作の原因にもなっていました。

いもち病は、カビの一種である糸状菌という菌に感染することで起きる病気でその植物によっても比較的耐性があるものもあればあまりないものもあります。

 

コシヒカリは特に耐性がなく糸状菌に弱いので、いもち病になると斑点のような茶色っぽい模様が現れ徐々に広がって最終的には枯れてしまうこともあるんです💦

 

せっかく一生懸命育てた稲も、病気で一気にダメになってしまうと本当に悔しいと思いますが…コシヒカリはいもち病に弱いので美味しく育てるよりもまず無事に育てるだけでもどれだけ大変か伺えますね。

 

そのため、開発された福井県よりもコシヒカリを育てるのに適した新潟県で栽培を行うようになったんですね。

 

コシヒカリという品種名について

品種名についてですが、登録する際には

・カタカナであり5文字以内

・日本語である

という一定のきまりに従って選択する必要があります。

 

コシヒカリは漢字で表すと「越光」になり、越というのはかつて福井県と新潟県が含まれていた地域のこと。

「越の国に光り輝く」という意味合いを込めてこの名前になったと言われています。

 

まさに味も美味しく見た目も香りも素晴らしいと評されるコシヒカリにふさわしいネーミングですね

 

稲は品種名の他に系統名と農林番号も持っていて、それぞれ系統名は越南17号、農林番号は100号にあたります。

 

最後のページでは、それぞれの産地の違いについてご紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました