医療や介護、不動産業界でも使われる
エビデンスという言葉は、ITを始めとするビジネス業界を筆頭にそれ以外では医療や介護・看護、不動産や銀行など金融業界でもよく使われています。
意味合いとしては似たような感じです💡
例えば、医療であれば科学的根拠や治療の有用性を示す証拠という意味で使われることが多いですね。
「これはエビデンスがある薬なので・・・」
「治療はエビエデンスに基づいたものです」
などと使われ、エビデンスがある薬→科学的証拠のある薬、エビデンスに基づいた治療→研究によって良いと証明されている治療ということになります。
介護や看護では、「エビデンスに基づいた介護や看護をする」などと言われたりしますが、ここではその患者や利用者に合わせた介護、看護が出来ているか?ということになります。
また、金融業界ではよく融資を受ける時などに窓口で担当者がエビデンスという言葉を使うことが多々あります。
「エビデンスを提出してください」
「エビデンスとなるようなものを作ってください」
と言われたりしますが、源泉徴収票の写しや運転免許証など身分証明書になるようなもの、何かしら証明となるようなものを出してくださいという意味。
同じ単語であってもその業界によっては基本的な意味合いは同じでも、使い方やニュアンスはそれぞれ違ってくるんですね。
これもまた横文字の難しいところなのかもしれませんね(´・ω・)
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
業界用語、カタカナビジネス用語としてよく使われるエビデンスの意味や使い方などについてご紹介しました。
カタカナビジネス用語には、他にも
・任命する、割り当てるといった意味で使われる「アサイン」
・保留を意味する「ペンディング」
・予算や日程が厳しい時に使う「タイト」
・要約を意味する「サマリー」
・標準的、基本的を意味するデフォルトを略して「デフォ」
・納期の延長や日程の変更などを意味する時に使うリスケジュールを「リスケ」
などなど…挙げればキリがないくらいに沢山ありますよね😱
もはや、一見すると何語なのかさっぱり…
個人的にはやはり日本語の中にところどころ横文字を取り入れてつぎはぎな文章にするよりは、日本語か外国語どちらかで統一させたほうがしっくりくる感じがします。
しかも、日常的にも使う横文字であればまだしもビジネスでしか使わないとなると覚えづらいですよね(; ・`д・´)
外国語を学習すると感じたりするのですが、日本語のボキャブラリーや表現がかなり縮小されてきているのが横文字を使う要因の一つになっているのかもしれません。
これからも横文字はますます増えていきそうな気がします(´ω`)
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