アートセラピーとは、心理療法の一種で心のケアをするためのもの。
絵を描いて自分の心の内を自由に表現することで、そこから癒しを得るんですね。
本格的な治療として使われることもありますが、治療以外にも自分自身を見つめ直すきっかけを作り心の成長につなげることも出来ます。
夢を見ることで、悲しくなったり怖くなったり…イヤな思いをすることも少なくないですよね。
「でも、日記として書き留めておくのは記録として残るから気が乗らない…」
そんな時は、絵に描いて表現してみると良いですよ。
絵に描いて心のモヤモヤを発散するのが目的なので、自分が描いた絵がイヤだったら捨てても良いわけですしまずはそのモヤモヤを解放してあげましょう。
アートセラピーの効果
アートセラピーは、ただ単にストレスを発散するのではなくいくつものメリットがあります。
例えば、以下のようなもの。
モヤモヤした感情を整理できる
モヤモヤした感情、イヤな気持ち、ネガティブな思い…表現しがたい気持ちになることも少なくありません。
でも、絵を描くことでそのモヤモヤした霧が晴れて自分の感情が上手くコントロールできるようになるんです。
心のバランスを図ることが出来る
普段、論理的な思考になっている時は左脳を使っています。
想像力を生かす時は、右脳が活性化します。
右脳もガンガン使っていくことで、リラックス効果も高まり心のバランスもとれるようになりますよ。
無邪気な心を思い出す
カラフルな色使い、油絵やクレヨン・ペンなど違った材質で描くのも好奇心を刺激します。
それが普段は表に出てこない無邪気な心を思い出すのに持ってこいなんです。
心の健康につながりますよ。
やり方は主に2通り
●テーマを決めたもの
●自由に何でも描く
テーマを決めて絵を描く場合は、海なら「海」とか「楽しいこと」「好きなもの」とか特定のものに絞って絵を描きます。
ただ、どちらかというと一人でテーマを決めて描くというよりは治療の一環としてカウンセリングも兼ねて描くことが多いです。
一方、自由に描くほうは自分一人でも好きなことを描けば良いだけなので何でもありです。
もちろん、夢で見た内容を描くのも良いですしそれをベースに頭に思い浮かんだことも自由に描いてOK。
私もたまに印象に残った夢を描くことがあるんですが、熱中して描いている時は無駄なことを考えずに集中していますし描いた後はスッキリします。
※次の記事では私が実際に描いた絵をご紹介しているのですが、暇つぶしとして見ていただければと思います。
イヤな夢・怖い夢を見た後に描くのも、心がスッキリするのでおすすめですよ。
イヤな夢を見た時はこちらの記事もご参考までに。
関連:これで怖い夢を見ても怖くない!目覚めてからすぐに忘れる方法
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まとめ
イヤな夢や怖い夢はなるべく早く忘れるのが一番ですが、モヤモヤした気持ちを抱えることがストレスになることも。
なので、絵で表現して吐き出すことでストレス発散するのも良いですよ。
イヤな絵になってしまったら捨てればよいわけですから、絵に描いてイヤな気持ちを解放することでスッキリすると思います(^^)
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