子供の霰粒腫の治療法とは
大人の場合、
・手術
のいずれかを選ぶことになりますが、子供の場合は基本的に自然治癒を待つか目薬を使った治療。
目薬を使うことで、直接症状を改善させることが出来るというわけではないのですが霰粒腫が出来てからその後細菌が入り込むと麦粒腫になることもあるので…
症状の悪化を防ぐために、細菌が入らないように予防の意味で目薬が使われます。
目元を清潔に保つことで、合併症を防ぎ霰粒腫の治りも少しでも早くしようということです。
あとは、気長にゆっくりと体が回復するのを待つのが一般的な治療法。
手術をすることも出来ますが、押さえつけるか局部麻酔を行うことになるとじっと出来ずに動いて目の他の部位に傷がつく恐れがあります。
眼球に傷がつくことを考えると、それはそれでリスクがありますよね💦
しこりが大きくて視野が狭くなっていたり、どうしても邪魔で日常生活に支障が出てしまう場合はやむを得ず手術を選択した方が良い場合もあるのですが、そうでなければ自然治癒か目薬を使った治療が選ばれます💡
局部麻酔の場合は大人でも痛みを強く感じる人も居るので、子供だと更に痛みを感じやすいかと(^^;)
そうでなければ全身麻酔をする方法になりますが、小さい子供の身体には負担も大きいので局所麻酔も全身麻酔もそれぞれ一長一短あってなかなか選択しづらいです。
ステロイド注射という選択もありますが、ステロイドに不信感を抱く人も少なくないはず。
霰粒腫に使われる薬剤は弱いステロイドを使っていると言われていますが、基本的には4歳以上の子供が対象なのでそれ以下の年齢の子供は4歳を過ぎるまで待つことになります。
よって、子供の場合しこりが大きかったり状態が悪くすぐに手術をした方が良いというケースでなければ、
・基本的には自然に治るのを待つ
・目薬や軟膏を使って地道に治療を続けていく方法
のどちらかが取られることになります。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
子供に霰粒腫が出来る原因や基本的な治療法、感染の有無とプールでの過ごし方などについてご紹介しました。
プールに入ることで感染するわけでは無いですが、細菌に感染しないためにもゴーグルは忘れずに着用したいですね。
子供の小さな顔に霰粒腫が出来るととても大きい出来物に見えて、かわいそうで仕方ないのですが年齢が低いうちは治療法も限られているので困ってしまいます。
しこりが小さく酷い状態でなければかなりゆっくりと時間をかけてでも確実に快方に向かうこともあるので、リスクを負うよりは目薬や軟膏を使いながら自然に治癒するのを待つことも大事ですよ(´ω`)
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