気をつけたい副作用
漢方薬は、西洋薬と違い何か一つの症状に対して働きかけるのではなく幾つかの症状に働きかけることが多いです。
そのため、その分副作用も起きやすいので自分の体に合った漢方薬を適量処方してもらうことが大事。
芍薬甘草湯もあまり沢山服用すると、副作用が出やすくなるので気をつけるようにしましょう。
芍薬甘草湯に含まれる、甘草が作用して偽アルドステロン症という症状を引き起こすことがあるそう。
・血圧が急に上がる
・浮腫みが起きる
などの症状が代表的でそれ以外には肝障害や心不全に関わる症状として「発疹」や「嘔吐」「発熱」「脈の乱れ」「だるさ」「食欲不振」などがあります。
重い症状はごくまれに起きるということなので、そこまであまり心配する必要はないのですが沢山服用した時、長期間服用している時は要注意です。
良かれと思って飲んだものが、結果的に体調を悪くしてしまうのであれば意味がありませんからね。
水分補給や電解質の補給、他にも準備はしっかりしたつもりだけれどそれでもこむら返りが起きてしまったというどうしようもならない時にだけ服用するのが一番かもしれません。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
・芍薬甘草湯の主な作用
・飲むタイミング
・気をつけたい副作用
などについてご紹介しました。
芍薬甘草湯を服用することで副作用が出ることは稀ですが、体質が合わない場合もある為気になる場合は本番前に一度練習の時に服用してみると良いでしょう。
長時間の運動や激しく汗をかくスポーツなどはアスリートでも突然の痙攣に悩まされたり体が言うことを聞かず思うように動けずに、かなり苦しい時間を過ごすことがあります。
そんないざという時に重宝するので、とっておきのレースや大会などで威力を発揮して活躍してくれる救世主となってくれるはず。
でも、痙攣の根本的な解決にはならないので一時的に使うものとして本当に必要な時にだけ服用するのが一番です。
どんな時に痙攣が起きるのか?その時の体調やタイミング、コンディションなどを分析して考えられる原因を把握することが根本的な解決につながるはずですよ。
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