マラソン時の救世主!芍薬甘草湯を飲むタイミングはいつがベスト?

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服用のタイミングはいつが良い?

 

こむら返りが起きる時と言うのは、突然急に激しい症状が出ることが多いです。

 

何の前触れもなく、急激に症状が出るので困ってしまいます。
運動時も大変ですが、就寝時も飛び起きるほど痛みが強かったりしますからね。

 

マラソンでは、こむら返りを予防するタイミングとして運動を開始する30分前には服用しておくと予防に良いなどと言われています。

 

本来は予防のために飲むものではない

でも、芍薬甘草湯は痛みどめであり予防するものではないので実際は痛みが出てから服用するほうが良いです。

 

それに、本当はこむら返りが起きないのに予防のためにと飲んでしまうのは健康な体に無駄に薬を与えてしまうことになります。

 

即効性が高いので、携帯しながら運動中に突然の痙攣が起きた時にすぐ服用してその場で対処する人も多いです。

 

また、実際は服用しなくても安心する為にお守りのような感じで携帯するという使い方も出来ます。

効果が持続する時間

芍薬甘草湯は、飲んでから症状が治まるまでに大体5分程、持続時間は5時間くらい。
個人差はあると思いますが比較的さっと効いて、しばらくはその作用が持続してくれるようです。

 

でも、芍薬甘草湯を飲むというのは一時的な対処法にしか過ぎないということを覚えておく必要があります。

 

こむら返りや痙攣が起きた原因を見つけ、改善しなければ芍薬甘草湯の効果が薄れてきた時にまた再度痙攣が起きる可能性があるからです。

 

芍薬甘草湯も、漢方薬なので沢山飲めばその分副作用が起きることもあるので必要以上に飲むとかえって良くありません。

 

まずはスポーツドリンクなどで水分や塩分をしっかりとこまめに補給し、脱水に気をつけ電解質バランスを保つようにすることでも予防効果は十分にあります。

その他の対策

・LSD
長くゆっくり走るのがLSDというトレーニング方法。
末梢毛細血管が発達するので、血行が良くなり血液内に溜まる疲労物質を防ぐメリットがあります。

・ハムストリングス
ハムストリングスは、太ももの裏側にある筋肉。
足がつるのは、ふくらはぎが多いと思いますがそれはふくらはぎにそれだけ負担がかかっていることが多いからです。

なので、ふくらはぎに負担をかけないように太ももの特に裏側の筋肉を鍛えると良いと言われています。

 

 次のページでは、気をつけたい副作用についてご紹介します。

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