ハルジオンとヒメジョオンの違いとは?見分け方は茎の中?

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どこの地域でも道端でよく見かけるキク科の植物であるハルジオン
北アメリカ原産の植物として知られています。

 

どこにでも生えているので、子供の頃学校からの帰り道で摘んで帰っていたな~という経験がある人も多いのではないでしょうか。

 

私も小さい頃よく摘み取っては紙に包んで母に渡していたのですが、わざわざ花瓶に入れて飾ってくれていましたね🌸

 

ハルジオンと見た目がかなり似ている植物として、ヒメジョオンがありますが違いは一体何なんでしょうか。

 

今回は、

・ハルジオンとヒメジョオンとの違い

・それぞれの見分け方

などについてご紹介していきたいと思います。

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ハルジオンとヒメジョオンの違いと見分け方

画像左がハルジオン、右側がヒメジョオン。

ハルジオンと見た目がそっくりな植物として、ヒメジョオンがあげられます。
それもそのはず、ハルジオンもヒメジョオンも同じキク科のムカシヨモギ属。

 

でも、実は大きさや花、茎がそれぞれ違うんですよね。

・ハルジオンは背丈も最大で80センチくらいになる多年草、花はやや大きめで数は少ない、葉は茎を抱くように伸びている、茎の中は空洞

・ヒメジョオンは最大で1m50センチにもなる一年草、花が小さくて数が多い、葉は茎から真っ直ぐ伸びている、茎の中には髄が詰まっている

 

なので、ぱっと見は似ていても細かい部分はけっこう違ってくるのでよーく観察するとその違いがわかってくるはずです。

 

葉を見てみる

左がハルジオンで右がヒメジョオン。

ハルジオンの葉は、何と言うかふっくらしていてふわっと付いている感じです。

一方のヒメジョオンはというと、シュッとしているのがわかりますね。

 

蕾を見てみる

左がハルジオンで右がヒメジョオン。

ハルジオンは蕾がだらんと下に垂れ下がっていますが、ヒメジョオンはクイっと上を向いています。

ハルジオンの蕾は下向きのものが多いですが、ヒメジョオンの場合白い花の部分はピンと張っていて蕾は上向きに伸びたものが多いんです。

 

花がよく似ている為区別がつきにくいですが、葉や茎、蕾をよく見比べると違いが分かるので分かりにくい場合は茎を折って内部を見てみるとハッキリ分かります。

 

茎を見てみる

左がハルジオンで右がヒメジョオン。

画像では中が緑っぽく見えるんですが、実際はぽきっと折ってすぐに見てみるともうちょっと白っぽく見えるはずです。

空洞になっていたらハルジオン、空洞がなかったらヒメジョオンとすぐに解りますね。

 

花期も微妙に違う

また、それぞれ花期も微妙に違うので花を咲かせる時期で大体どちらか区別することも可能。

 

・ハルジオンは、4月~5月までと短い時期

・ヒメジョオンは6月頃~8月くらいまでと花期も長くハルジオンよりも少し遅め

 

なので、春先に咲いていればハルジオン、夏ごろからそれ以降に咲いていればヒメジョオンである可能性が高いということですね。

 

これらのポイントを参考に、観察してみると茎をいちいち折って中を確認しなくても見分けられるようになるでしょう。

 

次のページでは、ハルジオンについてもう少し詳しくご紹介します。

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