ことわざの意味や由来は?慣用句との違いは?誤った使い方とは?

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誤ったことわざの使い方

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現代に多いのが、間違っていることに気付かずに誤ったことわざの使い方をしていることです。

 

自分だけではなく周りも、芸能人の発言などでもよくあるくらい普通になってしまっていることも多いので本当の意味を知るとビックリすることが多かったりします。

関連:「爪痕を残す」にはいい意味と悪い意味がある?誤用と使い方とは?

 

勘違いとは言え、まったく正反対の意味になっていることもありますからね。

ー例ー

・「蛙の子は蛙」

蛙の子は子供の時はおたまじゃくしでも成長すれば親のように蛙の姿になることから、子は親に似るものとの認識が強いです。

 

ですが、凡人の子供は所詮凡人であるという意味合いでも使われるため、目上の人に使う場合や褒め言葉として使うのは失礼になります。

 

この失礼に値する部分を知らずに、ただ子供は親似という意味しか知らずに使われていることが少なくないそう💡

 

・「船頭多くして船山に登る」

船頭が多いと方向を間違い、船が山に登ってしまうようなことになるという意味で、指導者が多すぎると逆に方向が分からなくなってしまうことです。

 

ですが、人が大人数集まれば何でも出来るという風に勘違いしてしまう人も少なくないのだとか。

そのまま言葉だけをイメージすれば、そんな発想になるのかもしれないですね。

 

・「果報は寝て待て」

運は人の力でどうにか出来るものではないので、焦らずに気長に時機を待つという意味です。

 

ですが、運に恵まれて幸せになるには寝て待っているだけでいいという認識をして居ることが少なくありません。

 

ただ寝て待っているだけでは逆に何も起きないので、行動した上で機会が巡ってくるのを待つということですね‼

 

・「後ろ髪を引かれる」

去っていく人がまだ未練があるので、気持ちを断ち切ることが出来ない時やポジティブな決断も大胆な行動も出来ないことです。

 

去っていくことで自分の居た場所から後ろ髪が引かれるような感じがするので、去ることが出来ずに思いとどまった場合に使うのは間違いです。

後ろ髪が引かれる状況にならないからですね(^^;)

 

・「手をこまねく」

手をこまねくというのは、腕組みをした状態で何もせず傍観していることを言います。

 

よく間違えられるのが、準備して待ち構えていることですね。

手をこまねくという行動が腕組みではなく、両手をすり合わせて今か今かと待ちわびている姿のように捉えられるようです。

 

まとめ

 

今回の記事はいかがでしたか?

・ことわざの意味や由来

・慣用句との違いと間違った使われ方

などについてご紹介しました。

 

意外と知らない間に誤用していることわざって多いんですよね。

このことわざってなんとなく響きが良いな…と思っていても、実際は全く違う意味合いになっていることもあるのでその都度調べてみると新しい発見がありそうですね。

 

慣用句との違いもややあいまいな部分もありますが、少しでも参考になれば嬉しいです(‘ω’)

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