就職、転職、結婚、離婚、自分の夢、目標…人生で決断を迫られる瞬間はいくつもあると思います。
選択肢が多ければ多いほど、それは難しいものになると思います。
特に、自分の人生に大きな影響を与えるであろう大事な決断の時には時間をかけて悩んでも決められないこともあるでしょう。
そんな時に、どうすれば潔く決断できるのか?
後悔しないためにはどう決断すれば良いのか?
今回は、人生でどうしても悩んで決められない時に決断する方法についてご紹介します。
明日で死ぬという設定
迷って決められない時に、自分にとってベストの決断をするためには一番良い方法は一つしかないと思っています。
それは「これをやらずに明日自分は死ねるか?」を考えることです。
どういう状況で死ぬのかというのは大事ではなくて、自分にはもう限られたわずかな時間しかないとイメージすることが大事です。
その状況の中で、やったほうが良いのか?それともやらないほうが良いのか?を考えると自分にとってベストなほうを自然と選べるはず。
▶例:転職
例えば、もし転職で悩んでいるとして今勤めている会社を辞めて新しい会社に入ろうかどうしようか…と決められずに居るとします。
自分は明日しぬ、その時に転職してなくても、新しい仕事を手に入れなくても今の会社で残り少ない人生を終えても後悔なく死ねるのか?
と考えた時に、その答えがノーであれば転職するべきです。
逆に、別に今の会社に居て明日しぬことになっても後悔はないかなと思えるのであれば転職すべきではないと思います。
▶例:海外移住
例えば、海外移住を考えているとして異国の地で伸び伸びと生活したいと思いながらも子供の教育のこととか親のこととか…色々あって悩んでしまうとします。
もし、明日しぬなら海外移住出来なくても死ねるか?と考えた時に別に出来なくてもしねるかなと思ったらすべきではないと思います。
逆に、海外移住できないなら死んでも死にきれないと思うのであればすべきです。
自分の本当の気持ちに気付く
私自身、どうすれば良いか考えても考えても考えつかないことがあります。
それぞれメリットもあればデメリットもあって、簡単には選択できないことがあると早く決めなきゃと思いながらも決断できないんです。
そうやって悩んだ時に、「それはやらなくても明日しねるのか?」と自分に聞いてみます。
そうすると、別にやらなくても良いことであれば「別にこれが出来なくても明日しねる」と思えます。
でも、本当にやりたいこと、やるべきことがある時は「このままじゃ絶対しねない」「死んでも死にきれない」「これをやってからじゃないと絶対成仏できないだろうな…」と、心の底から思います。
それが本心であり、その素直な気持ちに従うことで後悔しない決断が出来るんだと思います。
明日はリアルにイメージできる
限られた時間をイメージするのであれば、例えば数か月後にしぬとか数年後にしぬという設定でも良いんですが曖昧だったり少し先の未来になるとあまりクリアにイメージが出来なくなるんですよね。
なので、決断に迷ったら「明日」をイメージすると良いと思います。
明日、というともう一日しかない、あと24時間だけということになるのでなんとなく自分の中で覚悟が決まるのかもしれません。
もし、それで決断した方向が間違っていたり失敗したとしても自分の気持ちに素直に従って決断したという点では後悔はないはず。
問題なのは、自分の本当の気持ちに気付けていないことですからね。
実際に明日もうしぬなんて状況にはなることはまずないと思いますが、でも人生どこで何があるかなんて誰にも分らないですよね。
時間が限られているのは確かなので、そのことを常に思い出して限られた時間の中で出来る精一杯のことをして自分らしい人生にしていきましょう。
まとめ
決断するためには、
「メリットやデメリットを洗い出してみる」
「他人の意見も参考にする」
「人生設計を紙に書いて客観的に見てみる」
など色々な方法があります。
それらを一つずつ試してみて、最終的に決断するというのもよいと思います。
でも、最も力があるのはやはり「明日死ねるか?」の疑問にイエスかノーのどちらで答えることだと思います。
迷って悩んで決められない時は、自分の素直な気持ちに気付くためにも試してみてくださいね。
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