つい見返りを求めてしまうあなたへ。原因と対処法についてまとめてみた

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人に何かをしたら相手からも同じように返してもらう、これが見返りですよね。

 

見返りを求めること自体は悪いことだとは思いませんが、度が過ぎると相手を不快にさせてしまいますし自分も疲れてしまうもの。

 

でも、本当は見返りなんて求めたくないのについ見返りを求めてしまう…なんて思っていませんか?

 

そんなあなたに、今回は

・見返りを求めてしまう原因

・対処法

についてご紹介したいと思います。

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見返りを求めてしまう原因

 

そもそもなぜ人に見返りを求めてしまうのか?

ということですが、これは人間の損得勘定が関係していると思います。

 

もともと人間は損得勘定が得意です。

 

例えばですが、誰だって同じ商品であれば少しでも安いものを手に入れたほうが良いと思いますよね。

 

より安いものを手に入れることで、「お得」というメリットを得ることが出来るからです。

 

なので、日常でちょっとした計算をしていかに自分が損をせず得をするか…ということについて考える機会は意外にも沢山あるもの。

 

少しでも自分にリターンがあったほうが良い、それも少しでも大きければその分良いというのは誰もが思うことなので損得勘定をすることは自然なことと言えば自然なことなんです。

 

なので、損得勘定をすること、見返りを求めること自体は悪いことではありませんがそれを人間関係でやってしまうと度が過ぎてしまうことが少なくありません。

 

損得勘定が得意な人ほど見返りを求めやすい?

 

損得勘定をすることは人間が得意なことですが、それでも皆がみんな損得勘定が好きなわけではありません。

 

一切の見返りを求めない、ボランティア精神あふれる奉仕の心がある人も多いです。

 

見返りを求めてしまう人は、特に損得勘定が得意な人が多いですし得をすることが良いこととという認識になっている人が多いです。

 

その認識は、親がそういう考えの人だからとか自分が育った環境が関係していることが多いと思います。

 

でも、それを人間関係でやってしまうと相手に不快な思いをさせてしまうことがあります。

 

というのも、人は損得勘定が得意でありながらそれを嫌う傾向にあるからです。

 

計算高いとそこに心はないのかな?と思ってしまうこともあるでしょう。

それに、何でもかんでも損得で考えると自分の心も疲れてしまいます。

 

損得だけでは量れないものも沢山ありますから。

でも、人は百歩譲って得はしなくて良いにしても損だけはしたくないと思うもの。

 

なので、見返りを求めたくないのにどうしても損したくないために見返りを求めてしまう人も居るのです。

 

その場合は、人に何かをしてあげたらそれをそのまま人から返してもらうのではなく

「後で自分の為になる時がやってくる」

と解釈すると良いでしょう。

 

見返りは自分の為に

 

例えば、人に何かプレゼントをあげたとします。

 

その時に、自分も何かプレゼントをもらうためにあげるのではなく

「自分が未来で満足するためにプレゼントをあげる」

という風に解釈するのです。

 

あなたがプレゼントをあげて、それと同じようなものが返ってこないにしてもあなたが100%のものをあげることが出来たら後で振り返った時に後悔しないはずです。

 

だってその時100%のことをしてあげたのですから十分ですよね。

その時人を大切に出来た、ということがあなたにとって最大の見返りなのです。

 

考えてみてください。

もし、あなたにとって大切な人、友達でも恋人でも誰でも良いです。

 

自分にとって大切なその人が、もしある日突然自分の前から消えてしまったとしたら人は必ず後悔します。

 

「あの時、ああしてあげれば良かった」

「もっとこういう風にしてあげれば良かった」

という気持ちは尽きないものです。

そんなことを思っても、時すでに遅しですよね。

 

でも、もしその時に100%のことをしてあげることが出来たらいつかは

「自分にとってできるだけのことが出来たから、それで良かったのかな」

と思える日が来ます。

 

だから、自分が人にしてあげることは自分の為にすることなのです。

未来の自分が後悔しないために、今100%のことをしてあげる。

 

誰も周りに居なくなってから何かしてあげたいと思っても、その時はもう出来ることは何もないんですよね。

 

こういう風に解釈できるようになると、段々人に対して見返りを求めなくなるはずです。

 

人は、出来るだけ損をしたくない生き物です。

損をすることは負けることと同じくらい、後味の悪いもの。

 

でも、それよりも更にイヤなものが後悔だと思います。

だって後悔は、自分ではその結果を変えることは出来ないからです。

 

変えることが出来るのは未来の解釈くらいです。

だから、見返りを求めたくなってしまったら未来の自分が後悔しないために今目の前にいる人を全力で大切にするという風に考えると良いですよ。

 

まとめ

 

実は私も、昔は人にかなり見返りを求める人でした💦

 

全てにおいて損得勘定ばかりしていて、正直自分でも疲れる時がありましたしイヤだなと思うこともありました。

 

どうしても得したい、損だけはしたくないという気持ちが強かったんです。

 

でも、ある時ふと自分の周りには大切な人が居るのに全然大切に出来ていないような気がしたんです。

 

それから、自分がしてあげたことを相手に求めたり相手から何かをもらえることを期待して何かをしてあげるのではなく自分のために自分が出来る100%のことを相手にしてあげようと思うようになりました。

 

そうしたら、結果的に自分がしてあげること以上のものが返ってきたりして見返りを求めていたのは自分が人に100%のことをしてあげられなかったからどこか満たされない気持ちで見返りを求めていたのだと気づきました。

 

原因は私にあったのです。

そもそも周りの人を大切に出来ていませんでした。

 

だから、その満たされない気持ちを埋めるかのように人に見返りばかり求めていたのです。

 

人は自分を大事にし、周りの人を大事にしないと人からも大事にされません。

あなたが人に見返りを求めるのは、もしかすると自分自身を大事に出来ていなくて更に人のことも大事に出来ていないからかもしれません。

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まずは、自分のことを大切に、それから周りも自分のこと以上に大切に。

そして、自分が出来る100%のことをしてあげる。未来の自分が後悔しないようにするために。

 

そうすれば自然と見返りを求めることがなくなり、良好な人間関係を築くことも出来ますよ(*^^*)

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