日常で意識すること
「ほんの少しでも良いので、明るい光を部屋の中に入れること」
日光浴は健康的だと昔はよく言われていましたが、今は紫外線の影響があるので日光浴は必ずしも健康に良いとは言えません。
でも、光のパワーは人間の体内時計をリセットする働きがあります。
実際に日の光を浴びないにしても、目で見て光を受け取るということが大事です。
外に出て歩く、散歩してみるのも良いことですが部屋の中に居ても窓から明るい外を見てみたりカーテンを開けて光が差し込むようにするだけでも違いますよ。
また、気分が落ち込む原因にはセロトニンという神経伝達物質が関係します。
セロトニンは、ストレスや疲れなどで分泌が減少するとうつっぽい症状が出ることで知られています。
光の刺激がセロトニンの分泌も促してくれるので、適度に日の光を浴びることは良いことなんですね。
あとは、セロトニンの材料となるトリプトファンを食事から取るのも良いので乳製品や大豆製品、フルーツだとバナナを食べるのもおススメ。
まとめ
冬季うつは、男性の倍くらい女性のほうが多いと言われています。
冬はどうしてもお天気の良い日が少ないですし、雨や雪などで曇りがちな日も多いと思います。
なんとなく元気が出ない、体調が優れないという時は早めに休んでしっかり休養を取ることも大事ですが生活の中で変えられるところがあればどんどん変えていきましょう。
出来れば朝に軽い散歩をするのが良いですが、それが難しいのであれば部屋の中に日の光を積極的に取り込んでエネルギーを充電しましょう。
もし、辛い症状が続くのであればメンタルクリニックを受診するのも一つの手段です。
我慢して症状が悪化するよりは、相談して少し楽になったほうが良いと思います。
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