黄色くてピリッとする辛味が特徴的なからしとマスタード。
見た目も、風味も似ている両者ですが何が違うのかと言えばあまりよくわからない人も多いのではないでしょうか。
実は、どちらもアブラナ科に属する「からし菜」の種子が原料。
なので、大差はないんですが使われている種子の種類や製造方法が微妙に違ってきます。
そこで、今回は
・からしとマスタードの違い
・代用は出来るのか?
・作り方
などについてご紹介したいと思います。
からしとマスタードの違い
●種子の種類の違い
●製造方法による違い
種子の種類の違い
からしもマスタードも、どちらもからし菜の種子(マスタードシード)が使われていますがからしの場合はマスタードシードでもオリエンタルマスタードが使われます。
オリエンタルマスタードは、やや強めのスッキリした辛味があり少し鼻がツンとするのが特徴です。
一方のマスタードは、オリエンタルマスタードではなくブラウンマスタードやイエローマスタードが使われます。
からしよりもマイルドなので、食べやすい辛味が特徴ですね。
製造方法による違い
からしの製造方法は、種子を潰して粉にしそれに水を加えて練って作ります。
シンプルなので、辛味だけがダイレクトに伝わってくるような感じです。
マスタードの場合は、からしのように種を潰して練ったものもありますが潰さずに種の食感が楽しめるものもあります。
また、水で溶くのではなくワインやビネガー、砂糖などの調味料も加えて風味が豊かになったものが多いです。
次のページでは、からしを代用する方法についてご紹介します。
コメント