インフルエンザの名前の由来ってなに?語源について調べてみた

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毎年冬になると風邪引きが多くなりますが、最も脅威となるのがインフルエンザウイルスですよね。

激しい症状が出て大流行するA型、A型ウイルスが落ち着いたころに流行するB型、軽症で済むことが多いC型など…色々な型のウイルスがあります。

 

そんな身近な存在のインフルエンザですが、ウイルスの種類や症状の特徴は知っていてもインフルエンザの名前についてはよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

普段使い慣れているからか、あまり疑問に思うこともないのかもしれませんね。

 

そこで今回は

・インフルエンザの名前の由来

・語源

などについてご紹介したいと思います。

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インフルエンザは実はイタリア発祥

 

インフルエンザって世界共通で使われているので、英語から来たものと思われがちですが実はイタリア語です。

16世紀ごろに名付けられたものなので、意外と歴史は古いです。

 

でも当時は、特定のウイルスによって感染症が引き起こることがまだわかっておらず何かが原因で汚染された空気と接触することで感染症を引き起こすと考えられていたそう。

インフルエンザの特徴としては、秋の終わりごろから冬の初めにかけてA型が一番先に流行してその次に真冬になる頃にB型が流行します。

 

そして、冬が終わるころから春先にかけてC型に感染することがあります。

大流行したとしても、型が違ったとしてもインフルエンザが流行するのは基本的に冬から春にかけての時期のみ。

 

この時期だけ毎年感染する人が多いことから、当時のイタリアでは「寒気」「宇宙に存在する物体」などが影響して感染症が起こると考え影響を意味するインフルエンザという名前になったと言われています。

 

実際は、イタリア語ではinfluenzaは「インフルエンツァ」と読むんですがその後イギリスでも使われるようになった時にインフルエンザと呼ばれるようになって世界的に浸透していったようです。

 

ちなみに、インフルエンザだと長いので日本では略して呼ぶ時に「インフル」と言ったりしますが英語ではflu(フル)と言うんだそう。

 

日本では平安時代に既にインフルエンザが流行していた?

 

定かではないですが、日本では平安時代にはインフルエンザのような感染症が一部地域で既に流行していたと言われています。

それが江戸時代になると、日本全国で流行するようになり「悪い風邪」と考えられていたのだとか。

 

今は日本でも世界共通の言葉としてインフルエンザを日常的に使いますが、その前の江戸時代では「お染風邪」と呼ぶことが多かったそう。

お染というのは、当時人気だったお芝居「お染久松」から取ったもの。

 

お染久松は、江戸時代初期に起こった心中事件をテーマにしたものです。

大阪の油問屋の一人娘、お染と恋に落ちた久松が身分違いの恋愛から周囲に反対され心中するというものです。

 

この事件は実話だと言われていて、他にもこの事件をテーマにした色々な作品が話題になったそう。

その中でも特に代表的な作品の一つと言えるのが「お染久松」だったのでそこから名付けられたんですね。

 

インフルエンザは最近になって流行するようになった感じがするかもしれませんが、実は古い時代から感染は確認されていたようです。

今は特にニュースで今年の感染者はどれくらいか?と大々的に取り上げることも多くなったのでそれに対する予防対策も広まったという感じです。

 

また、最近は次々と新型のウイルスが発見されていますから…とにかく予防に徹底するに越したことはないですよね。

 

まとめ

 

インフルエンザという単語は海外どこに行っても使えるので、英語が語源なのかなと思っていたのですがイタリア語だったんですね。

発音はちょっと違うようですが、単語としては世界的に共通したものというのはそれだけ世界で流行しているってことですよね。

 

インフルエンザは冬から春にかけて流行しますが、流行が過ぎるだけで春に感染することもありますし夏だから絶対感染しないわけでもありません。

普通の風邪と違って治りにくいですし下手したら重症化することもあります。

 

ウイルス薬を飲むなら発症してからの2日間が勝負なので、対応も大変ですが毎年流行るので予防対策には十分気を付けて過ごしたいですね。

手洗いうがい・十分な休息と食事を心がけてなんとか乗り切っていきましょう。

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