シイノトモシビタケとは、ラッシタケ科のクヌギタケ属という種類に分類されるキノコのこと💡
暗いところで光るという性質があるため、「光るキノコ」や「森の妖精」などと呼ばれたりする神秘的なキノコ。
真っ暗闇の中で光るシイノトモシビタケはとても幻想的で、自然の奥深い魅力を垣間見れたような気分になります。
一番最初に見つかったのは伊豆諸島とされていますが、九州から近畿地方まで広い地域に見られ日本のみで見られる特産種。
今回は、
・シイノトモシビタケが光る理由と見られる時期
・食べられるのか
などについてご紹介したいと思います。
シイノトモシビタケが光る理由とは?
シイノトモシビタケは暗いところでは、蛍光色のような緑色に発光するタイプのキノコ(‘ω’)ノ
その原理は、「ルシフェラーゼ」と「ルシフェリン」という化合物が混ざることによって起きるようです。
この原理は、蛍が光るのと同じ原理。
実際はキノコには、ルシフェラーゼとルシフェリンという物質があるかどうかははっきりしておらず、発光の仕組みの詳細はよくわかっていない状態なのだそうですが…
酸素と水分さえあれば、夜の数時間だけでなく1日中光ることも可能だと言われています✨
同じくクヌギタケ属に分類されるヤコウタケの場合は、トータルでも3日程度しか発光しないと言われますが読書も可能なほど明るいことで有名なキノコ。
シイノトモシビタケはそこまで明るいわけではなく、ぼんやり明るくしてくれるような優しい色合いとなっています。
次のページでは、シイノトモシビタケが見られる時期についてご紹介します。
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