心不全とは特定の病気の名称ではなく、心機能の低下による体の不健全な状態のことを指します。
体が老化すれば必然的に心臓の機能も落ちるので、年を取ればなりやすいと考えられていますが実際は若い人でも発症が増えている症状です。
体の不調にはあまり年齢は関係ないので、原因を探り自分に合った対処法を見つけるべきです。
私自身、若いころ心臓の痛みや不調で悩んでいた時期があったので今回は
・心不全の主な症状
・原因
・治療法や期間
などについてまとめています。
心不全の主な症状
心不全は普段の日常生活でも自分で気づくことが多く、代表的な症状としては以下のようなものがあります。
・息切れ
・息苦しくなる
・呼吸困難
・動悸
・むくみ
初期段階では階段の上り下りや運動時に起こったりしますが、悪化すると普通に歩いている時にも症状が感じられることがあります。
心不全でなくても、日頃から運動をする習慣がなかったり体力にあまり自信がない人であればちょっと坂を登ったり階段を上るだけでも息切れすることはあります。
しかし、特別体を動かしているわけでもなく、ただ歩いている位ですぐに息切れするようであれば心臓の機能が落ちているからかもしれません。
▶安静時にも症状が出ることがある
また、横になると咳が止まらなくなったり、息苦しくて寝つけなかったりすることも。
その他には疲れやだるさが続いたり、手足の先や頬が冷たくなり冷や汗が出ることもあります。
心臓の血液を押し返す力が弱くなると、
・血液が行き届かなくなって手足が冷たくなり息切れが起こるケース
・血液が上手く心臓に戻らず、血中の水分が血管の外に出ることでむくんだり息切れが起こるケース
に分かれるようです。
更年期障害や自律神経失調症などの症状にも似ているので、症状が続く場合は病院を受診しましょう。
自律神経については次の記事でもご紹介しています。
関連:自律神経失調症の治し方と対策とは?食事や運動・呼吸法が大事?
病院を受診すれば、必ず原因がわかるというわけではないですが治療を行うために役立つはずですからね。
次のページでは、心不全が起こる原因についてご紹介します。
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