心臓自体に問題がある場合とそうでない場合
心不全は心臓が止まってしまうことだと考えられがちですが、実際は止まってしまうわけではありません。
全身に十分な血液を循環させることが出来なくなり、心臓の機能が低下してしまうことです。
心臓の筋肉にダメージを与えたり、心臓を過剰に働かせることで負荷がかかってしまうことが原因。
その原因は、
・心臓自体に問題がある場合
・心臓以外に問題がある場合
に分けて考えられます。
▶心臓自体に問題がある場合
・先天的に心臓に欠陥がある
・不整脈
・ウイルスによる炎症
・心臓の血管や筋肉に異常がある
などです。
▶心臓には問題ない場合
・高血圧
・腎臓病
・ウイルス感染
・女性に多い貧血
などが原因となることがあります。
私ももともと貧血気味だったので心不全一歩手前といった感じだったのですが、出来るだけ鉄分を取るようにして貧血を改善するところから始めたら改善されました。
母も悪性貧血でだいぶ年を取ってから病院で治療を受けたのですが、今は完全に貧血が改善されたので貧血によって引き起こされる病気を防げているのかと考えると治療を受けて良かったと思います。
悪性貧血も普通の貧血と症状は似ていますが、B12の欠乏で起きるので胃がんを引き起こしやすいそう。
舌を見れば、本来はザラザラとしているはずなのに唇の内側のようにつるつるしているのですぐにわかります。
▶心不全予備軍は多い
貧血の人や運動不足から心臓の機能が落ちている人は多いので、心不全予備軍は多いようです。
もともと心臓に何も異常が無く健康体の人であっても、風邪をこじらせて肺炎となりそこから心不全となるケースもあるのだとか。
また、
・無理な労働
・激しい運動
・アルコールや塩分・水分の摂り過ぎ
・飲んでいた薬の急な中断
・ストレス
などが引き金となって起こることも。
心不全予備軍だった私は、体のだるさや動悸、息切れ、心臓の痛み、それからむくみなどが気になって病院を受診したのですが原因は貧血もあるかもしれないがストレスもあるということでした。
浮腫みに関しては、ちょっと太ってそう見えるだけと思っていたのですが顔が浮腫んでいると言われてショックでした。
確かに、その年はストレスから突発性難聴になったことがありステロイド剤の服用でなんとか治すことが出来たのですが聴力がこのまま戻らなかったらどうしようと心配だったこともありました。
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ストレスはどんな病気のきっかけにもなるので、あまり溜まり過ぎないようにすることが大事ですね。
次のページでは、治療に欠かせない食事についてご紹介します。
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