自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかずにバランスが崩れてしまうこと💡
大きなストレスがあったり、不規則な生活をしていると発症することが多いので現代で増えている症状の一つ。
症状が酷いと体のコントロールもしにくくなってくるので、出来るだけ改善させたいものです。
そこで、今回は
・自律神経失調症の対策
・治療にかかる期間の目安
などについてご紹介したいと思います。
まずは呼吸の仕方を意識しよう
自律神経失調症は自律神経が乱れることで起こり、心や体に様々な症状が出ること💡
自律神経は白血球との結びつきが強いので、乱れた状態が長く続くとそれだけ免疫力が落ちて他の病気に結びつく可能性も出てきます💦
心療内科やメンタルクリニックなどを受診すれば、治療薬を処方してもらったり色々なアドバイスをもらうことも出来ます。
でも、自力で対策を取ることも可能なので出来る範囲内でセルフケアしてみてくださいね‼
自律神経を整えるには、呼吸法が大切と言われます。
腹式呼吸のことで、ゆっくりと鼻から息を吸ってゆっくりと口から息を吐き出すことを繰り返します。
息を吸う時はお腹が膨らむように、息を吐く時はお腹が凹むように意識します。。
普段、人間が皆無意識のうちに行っている呼吸法は胸式呼吸が多く吸う息も吐く息も短いものなので、交感神経を刺激してしまいます。
交感神経が刺激された状態でこれに疲れや日頃のイライラなどが重なると、呼吸はもっと浅いものになって余計に交感神経を刺激して心も体も休まらないのだそう。
腹式呼吸はリラックスできる
一方の腹式呼吸はというと、静かにゆっくりと深い呼吸をすることで横隔膜が動くようになります。
横隔膜周辺には自律神経が集中していると言われているので、動かすことで自律神経が刺激を受けて副交感神経が活発になるんです✨
副交感神経は日中動いている時に活発になる交感神経と反対に、体が休まる夜に活発になるので眠っている時同様にリラックスした状態になります。
普段無意識にやっていることを意識的にやるのは難しいことですが、慣れると簡単に出来るようになるはずです。
詳しくはこちら👉「瞑想入門」呼吸の仕方がわからない・簡単なコツを身につけたい人へ
進化した丹田呼吸法も◎
活発になり過ぎた交感神経の働きを和らげて副交感神経を働かせて自律神経のバランスを取る腹式呼吸は、更に進化した丹田呼吸法もあります💡
丹田とは、へそから指4本分下にあるツボのことでそのツボに力をこめるように意識しながら呼吸します。
まずは肺に溜まっている空気を出すために、ゆっくりと息を吐き出してまたゆっくりと息を吸いましょう。
丹田に力を込めながら5秒から10秒息を止めてから、ゆっくりと息を吐き出していくという呼吸法です。
丹田呼吸法の場合は基本は鼻から吸って鼻から吐き出し、立っていても座っていて出来る呼吸法。
呼吸法ならどこでも出来ますし、ほんの数分でも良いので毎日やる習慣を身につけるとストレスも解消されやすく症状の改善にもつながるでしょう。
また、食事や運動も生活には欠かせないのでその方法も覚えておきたいですね‼
次のページでは、食事や運動で対策を取る方法についてご紹介します。
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