小言を言われてイヤな気分になったらこう思おう「言われるうちが華」

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職場の上司、サークルの先輩、両親、祖父母、兄弟など…

 

目上の人に何か注意されたり小言を言われる機会って、日常的にけっこうあることですよね。

 

その度に良い気はしないですし、出来ればもう二度と言われたくないな…という気分になる人も居るでしょう。

 

言われる機会が多ければ多いほど、それだけイヤな気分になってしまいますが「なぜわざわざそんなことを言うのか?」「何の目的で言っているのか?」を考えると少し気持ち的に楽になるかもしれません。

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年を取れば何でも言いたくなる?

 

最近よく友人と親の話をする機会が増えたのですが、そこでいつも話題になるのが「愚痴っぽくなった」「小言がエンドレスで止まらない」ということ。

 

私たちがそれだけ年を取ったということでもあると思うのですが、それ以上に文句が多くなってきているな…と。

 

どこか頭の片隅に「年を取れば丸くなるはず…!」という思い込みがあるせいか、「おかしいな~」と違和感を感じています。

 

でも、これは家族だから出来ることなんですよね。

 

というのも、それだけあなたに関心があってこうなって欲しいなという思いがあるからつい言ってしまうことでもあります。

 

他人だったらいつまでも言い続けるのは難しいことです。

 

社会人になって、会社に入りたての頃は色々と覚えることもありますし色々なことを吸収して成長してほしいと注意されたり怒られたり小言を言われる機会が多くなります。

 

でも、それは入社初期のほうに集中していてそれが何年たっても年とっても同じように続くというのはほとんどないと思います。

 

むしろ、成長して自分が上の立場になれば逆に後輩にアドバイスをしないといけない機会のほうが増えてきますよね。

 

自分にとって全くもって関係ない他人や興味のない相手だと、

・「〇〇が困っても〇〇の人生だからしょうがない」

という結論になり誰も何も言わなくなってしまうんですよね。

 

そこから考えると、一切何も言われなくなるよりは多少言われているうちはまだ幸せなんだということだと思います。

 

言われる内が華を思い出す

 

「言われるうちが華」という言葉があります。

 

色々言われているうちは、言われている側からすると気分は悪いけれどそれだけ相手が自分のことを心配していたり気にしているということ。

 

何も言われなくなったら、見捨てられたかもうあなたには関心がないということです。

 

うるさく言われるのはイヤだけれど、全く何も言われなくなったらそれはそれでちょっと寂しい気もしませんか?

 

あなたのことが心配で少しでも良い方向に進んでいってほしい、そんな気持ちから言われていると思えれば悪い気はしないのではないでしょうか。

 

もちろん言い方もありますし、何度も言われればもう顔も合わせたくないと思うほどイヤになることもあると思います。

 

いくら自分のためを思って言ってくれているものだとしても、さすがに限度がありますし親しい間柄でも言われたくないこともあります。

 

一緒に居るのが苦痛なくらいであれば、少し距離をおく方法を考えるべきですが「言われているうちが華」という言葉を思い出すことも大事です。

 

あなたに嫌がらせをしようと思って小言を言っているのと、
あなたのことが気がかりで小言を言うのはやっていることは同じようなことでも意味合いが違ってきます。

 

それだけ期待されているということでもありますし、いざという時は何か力になってくれたり支えてくれる相手である可能性も高いです。

 

なので、イヤな気分になったら「言われているうちが華」を思い出して何も言われなくなったらそれはそれで困るんだろうな…くらいに考えておきましょう。

 

何かは必ず言われるもの?

 

小言を言われるのって、実はエンドレスです。
何かを達成したり何かが一段落したらもう何も言われなくなる、なんてことはないです。

 

例えば、結婚は代表的ですよね。
結婚する前は「いつ結婚するの?」「いい人いないの?」みたいなことを親をはじめ周りに言われることが多くなると思います。

 

でも、それで結婚すればもう何も言われなくなるのかと思いきや次は「子供は?」「いつ孫の顔が見られるの?」みたいな話になります。

 

で、子供が出来たら今度は「子供の育て方」「教育方針」に突っ込まれたりもします。

 

小言を言われるっていうのは、結局エンドレスなことなんですよね。
言われる側としては、いつか言われなくなる時が来るのを期待してしまうんですが…

 

それにいちいち腹を立ててイヤな気分になっていたら、こちらが損なんじゃないかと思うようになりました、

 

もう何も言って欲しくないと思っても、何かしらについて言われるものです。

 

その度に相手にするのではなく、「言われているうちが華だからしょうがないか」くらいに思っておけると一番良いですね。

 

まとめ

 

私の周りですごく頑張っている友人が居るのですが、自分の親と会うたびに「何も出来てないじゃない」といつも言われるようで悲しんでいます。

 

彼女の頑張りを知る私はそれを聞いて悲しくなってしまうのですが、きっと言い返したらそれはそれでケンカになってしまうんだと思います。

 

でも、若いうちは上司、先輩やありとあらゆる大人に注意され小言を言われる機会がありますが年を取れば段々近しい人からしか言われなくなります。

 

もし何も言われなくなってしまったら、本来気付くべきことに気付けずにその分失敗や後悔が増えるのかもしれません。

 

言われているうちはイヤなものですし、もう何も言って欲しくない時もありますが…

 

言われなくなった時こそが「終わり」「言われているうちは華」だということを常に思い出して少しでもイヤな気分を減らしていけるようにしたいですね。

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