「起きる」と「起こる」…この2つの言葉を使っていて、「あれ?本当はどっちを使うのが正しいんだっけ?」とふと疑問に思うことはないですか?
しかも、考えれば考えるほどこの疑問は深まるばかりなのです(;´・ω・)
というのも、どちらも同じくらいよく使われている言葉だからです💦
正しい日本語的にはどちらを使うのが正しいの?そもそも2つの違いってあるの?という人のために、今回まとめてみることにしました💡
結論は、使い方としてはどちらも正しいのでどちらを使ってもOK。
ただ、起こるのほうが昔からよく使われてきているのでどちらかと言えば起こるを使ったほうが良いです。あとは、その文に合わせて使い分けをするのが一番ですよ✨
起きると起こるの違い
起きるは、一般的に横になる状態から立ち上がる動作や目覚めることを意味します💡
「毎朝早く起きる」とか、「横になって本を読んでいたけど人が来たから起きて玄関に行った」とかですね。
この場合の主語は基本的に人間で、あとは動物にも使われたりします。
一方、起こるのほうは人や動物ではなくて何かが起こる時に使われるのが一般的です。
例えば、「地震が起こる」とか「雷が起こる」とか特に自然災害などで使われることが多いと思います。
あとは事故とか病気とかが対象ですね。
- 起きる:人や動物に対して使われる
- 起こる:自然災害や事故、病気などの出来事に対して使われる
これが起きると起こるの違いです。
では、なぜ両者が混同されているのかと言うと起こるに代わって起きるが使われるようになっているから💡
起こるの代わりに起きるが使われるようになった
朝早く起こるとか、横になっていた姿勢から起こった、と言うとおかしいと思いますが地震が起こる⇒地震が起きる、雷が起こる⇒雷が起きると言うことは出来ます。
あまり違和感はないんですよね👀
出来事が対象の場合、本来は起こると使われるけど起きるに置き換えて使ってもおかしくはありません。
それが定着して、起きると起こるが混同されるようになったと言われています。
なので、人や動物が対象の起きるは起こるに置き換えて使うことは難しいですが…
出来事が対象の起こるなら、起きるに置き換えることも出来るということですね(‘ω’)ノ💡
違いを確認するとモヤモヤが晴れる
どっちが正しいんだろう?という言葉の違いって使えば使うほどよくわからずモヤモヤするものですが、その意味を一度確認してみるととってもスッキリします✨
私も、頭の中では起こるの方が使い方的には正しいんだろうなぁと思っていました。
でも、自然と使っているのは起きるのほうだったりするので…
結果的にこれで合っているのかどうか、たまにふと不安に思うことがありました(;’∀’)💦
まぁどちらを使っても意味は通じると思うのであまり使い分けを気にする必要はないと思いますが、一度確認するとモヤモヤは晴れるので参考にしてみてくださいね。
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