土砂や砂利、雪などパウダー状のものを移動させるために主に使われる道具であるスコップ。
似た様な言葉で、シャベルというものがありますがその地域によって使い方は異なるようです。
スコップとシャベルは関東と関西でも違いがあるので、方言の違いから来ているという説もあります💡
今回は、
・スコップとシャベルの違い
・地域で呼び名や使い方が違う理由と語源
などについてご紹介したいと思います(‘ω’)ノ
スコップとシャベルの違いはJIS規格
スコップとシャベルは聞いたことがあって大体どんなものか知っていても、その違いがはっきりとわかる人は少ないようです💡
普段何気なく使っているものなので…
あまり深く考えずに大体こんな感じのもの、こんな用途で使うもの
と、アバウトに認識している人も多いのではないでしょうか。
スコップとシャベルは、明確に違いがあるのですがそれはJIS規格によるものです。
JIS規格というのは、日本工業規格の英名を略したもので法律に基づいたうえで定められている工業標準になります。
●JIS規格での分類
JIS規格では、シャベルというのは
「平たい形状のもので、足をかけて踏める部分がある道具」
のことを言うそうです。
足をかけて踏めるというのは、例えば重い砂利をすくう時や氷になった硬い雪を崩して持ち上げるためなど…にかかとなどで角を押すようなこと。
そしてスコップはというと、
「形状が曲線になっていて、足をかけるスペースがないような道具」
のことを言います‼
実はこれがシャベルとスコップの明確な違いなのですがこの違いは一般的に知られていません。
それよりも、地域での名称の使い方の違いのほうが広く浸透してしまっている状態のなんです(´ω`)
次のページでは、関東と関西で違う名称の使い方についてご紹介します。
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