映画館に行くと必ずと言っていいほど置いてあるお菓子がポップコーンですよね✨
ポップコーン片手に映画を観ると、ワクワク感も増して更に楽しく過ごせる気がします(*‘ω‘ *)
でも、なぜ映画を観る時にポップコーンを食べるのが当たり前の習慣のようになっているのか疑問に思いませんか?
ポップコーン以外にもお菓子は沢山あるけれど、なぜポップコーンなのか…👀
そこで今回は、
「なぜ映画を見る時にポップコーンが売られるようになったのか」
についてまとめてみることにしました💡
ポップコーンが広まった歴史
ポップコーンは、実はメキシコやネイティブアメリカンなどの先住民が古くから食べていたものです。
トウモロコシの種類の一つで、ポップコーンに使われているのがポップ種。
よく乾かした粒を軽く火で熱して炒ると、中の水分が温まることで皮が弾けてふわふわに膨らむのがお菓子として食べられるポップコーンです(‘ω’)ノ
先住民達は焚き火でポップ種のトウモロコシの粒を火の中に入れて作っていました。
弾けて火の中から飛び出てくるポップコーンを食べていたと言われています👀
でも、先住民達以外にはトウモロコシの粒をポップコーンとして食べるという習慣は広まりませんでした。
なぜなら、多くのトウモロコシは食用として料理に使われるか家畜のエサとして使われていたからです。
が、アメリカに移民が押し寄せるようになるとポップコーンも同時に広まりました。
ポップコーンは縁日に最適なお菓子だった
19世紀も終わりになると、アメリカではポップコーンにシロップを絡めたものが売られるようになり、子供から大人まで大人気のお菓子になりました✨
甘くて食べやすく美味しいスナック菓子の定番になっていったのです(*´ω`*)
それに、ポップコーンは作り方もとっても面白いお菓子でした。
数分熱するだけで、ポンポンという音とともに粒が弾けて一気にふわふわのポップコーンの出来上がりです。これには子供たちも大喜び。
見ても食べても楽しめるということから、縁日で大人気になりました。
このころになると、ポップコーン専用の移動機械が色々なところで見られるようになっていました。
そして、各地で行われるお祭り、サーカス、パーティー、ショーなどでもポップコーンは食べられるようになっていったんですね。
次第に、映画館でも食べられるようになっていったと言われています。
ポップコーンは軽いので持ち運びが楽、パクっと食べられる食べやすいサイズだったので色々なところで重宝されていったようですね🎵
映画館で浸透した理由は2つ
映画館でポップコーンが浸透していった理由は主に2つあります💡
一つは、他のスナック菓子と比べると音が気にならずに映画を観るのに影響しないお菓子だったからです。
例えば、お菓子でもチップスだと食べる時にパリパリ言いますよね。
これだとせっかく真剣に集中して映画を観ている人の邪魔になるかもしれませんが、ポップコーンならそのまま口に入れて頬張れば良いだけなので静かに食べられます。
映画が始まったばかりの頃は、まだ音声がなく無声映画だったということもあり他の人が出す音が気になる…ということがありました(;´・ω・)💦
なので、比較的静かに食べられるポップコーンが重宝されていったのです。
もう一つは、映画を見るようになってから訪れた世界恐慌でポップコーンは安価で数少ない楽しみの一つだったからだと言われています。
1929年、世界恐慌が起こると物価が高くなり市民の生活が苦しくなりました。
でも、ポップコーンはトウモロコシの粒に軽く味付けするだけで良かったので厳しい時代でも安価で手に入れることが出来ました💡
その結果、数少ない楽しみとして映画館でポップコーンが食べられ続けたのです。
アメリカでの習慣が日本にも浸透する
アメリカでも映画館でのポップコーンには批判的な意見もありました💧
確かにあまり音は気にならず、安価で買える美味しいお菓子かもしれませんが匂いの問題があります。
それに、食べカスや食べた後のゴミ問題もあり映画館ではポップコーンはNGとする場所もありました。
それでも、多くの映画館では受け入れられたことで日本にもその文化が浸透します。
日本では、最初は米軍向けにポップコーンが売られていたのですがその後国民にも広まり今では普通に映画館で食べられるようになりました(‘ω’)
今はキャラメル味やバター塩味などフレーバーも増えてより美味しくなりました。
ポップコーンは身近なお菓子ですが、家で作り立てを食べる機会はそうないと思うので熱々の出来たてで美味しいものが食べられる唯一の機会が映画館かもしれません。
だからこそ映画館=ポップコーンとお決まりお菓子になったのかもしれないですね。
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