~後編~
ある日、フィーバス達とサーカスを観に行ったカジモドは、マデリンがステージ上に登場するとその姿に惹かれ美しさに魅了されます。
しかし、マデリンはというとサルーシュにまたラ・フィデルの鐘を探すよう指示され…カジモドの顔を一度見た彼女は恐怖心を抱きます。
それでも、フィーバスとエスメラルダの息子、ゼファーを大事に思い優しくあやして遊んであげる心優しいカジモドの内面に惹かれるようになり…
次第に自分の意思で近づくようになります。
カジモドは、マデリンのアプローチを純粋に嬉しく思い…
街を案内し、時には一緒に踊ったりしながら大聖堂まで行きラ・フィデルの鐘を見せ内部が美しいと鐘の中にまで入れてあげます。
そんな時、街の人々が盗難に遭ったとフィーバスに相談します。
サーカス団が怪しいと考えていたフィーバスは、サルーシュから話を聞こうとサルーシュのもとを訪れることに。
サルーシュはマデリンには盗み癖があると嘘をつき罪をなすりつけようとし、マデリンはサルーシュの命令でカジモドを大聖堂から外に連れ出します。
その間にサルーシュはさっさとラ・フィデルを盗むのですが、その場に居合わせてたまたま見ていたゼファーと、飼っているヤギであるジャリが後をついていきます。
カジモドは、ラ・フィデルが盗まれそれにはマデリンが関わっていたことを知り酷くショックを受けます。
マデリンは窃盗の罪で捕まり、牢屋の中に閉じ込められますが何処に行ってもサルーシュ達は見つかりません…
マデリンは必死に居場所を突き止めようと地下に居るのではと言いますが、もうマデリンのことは誰も信じようとしません。
しかし、エスメラルダはマデリンを信じサルーシュの居場所を突き止めるために牢屋から出して一緒に地下へと行きます。
そこで、飼っているヤギであるジャリが見つかりゼファーがサルーシュ達につかまっていることを知ります。
そして遂に、サルーシュ達の居場所を突き止め追い込むことに成功しましたがゼファーが人質に取られフィーバスは何もできません。
そこで、マデリンがゼファーを助け出すと誓いどうにかカジモドを説得し縄をほどいてもらいます。
船で逃げようとするサルーシュ達ですが、その上には大きな岩場があり片方の岩場に綱を渡すと綱渡りの要領でサルーシュの船に近づき…
マデリンは無事ゼファーを助け出します。
人質ゼファーが解放され、フィーバスはサルーシュ達を捕まえラ・フィデルは無事街に戻りお祭りの会場へ設置されます。
カジモドがラ・フィデルの美しい音色を鳴らし、恋人、夫婦、人間も動物も皆がお互いの愛する人を叫び愛の言葉が響き渡ります。
飼っているヤギのジャリも、ガーゴイルの一人である太っちょの石像と一緒に愛を叫び結ばれます。
そして、最後はカジモドもマデリンもお互いに愛を叫び、二人は結ばれるのです。
最後のページでは、見どころや感想についてご紹介していきます。
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