多くの人は、アンハッピーエンドよりもやっぱりハッピーエンドで締めくくられる映画のほうが良いはず💡
幸せな最後で終わったほうが、見ているこちらも幸せな気持ちになりますからね‼
でも、たまには後味の悪いアンハッピーエンドな映画を観るのも良いもの(´ω`)
現実では良いことばかりではないですし、むしろ上手くいかないことが多いものだと思うのでより現実的なアンハッピーエンドな映画に共感できる部分も多いからです。
「いつも似たような映画ばかり見てるから、たまにはちょっといつもとは違うタイプの映画も観たいなぁ」
「現実的で色々考えさせられる、切ない映画もたまには観たい!」
そんな人にはアンハッピーエンドな映画もおすすめです。
今回は、私が個人的におすすめするアンハッピーエンドな映画(洋画のみ)5選をご紹介したいと思います✨
結末が悲しい!お勧めバッドエンドな映画
- 顔のない依頼人と鑑定士
- SE7EN(セブン)
- チェンジリング
- ファイナルデスティネーション
- 隣人は静かに笑う
顔のない依頼人と鑑定士
あらすじ:
美術鑑定士として活躍する男性と、広場恐怖症の女性の恋愛ミステリー。
美術鑑定士であるヴァージルの元にある日、両親が亡くなったため家にコレクションしてある美術品を鑑定して競売にかけてほしいという依頼が入ります。
依頼人は邸宅の隠し部屋に一人で住む娘、クレアでした。
自身も女性が苦手で気分が悪くなることもあるヴァージルですが、どこか似た部分を持つクレアに興味を持ちある時一目見ようと隠れてクレアの姿を盗み見ます。
若く美しいクレアにすっかり惚れ込んだヴァージルは、徐々に二人の仲を深めた後遂にはプロポーズまでします。
結婚の為美術鑑定士を引退することにし、最後の競売で有終の美を飾ったはずが…
感想:
ヴァージルは、もともと女性が目の前にいると不快になるくらいに女性と接するのが苦手な人でした。
なので、自分と似た様に人前に姿を出せないクレアに惹かれたのもよくわかります。
クレアの事を大切に思っていたのでドレスやアクセサリーも買い与え、最終的に邸宅の美術品を競売にかけたくないと言うクレアの気持ちを尊重したのもわかります。
てっきり2人は結ばれて穏やかな結婚生活を過ごすのかなと思ってたんですが…
まさかこんなことだったとは…という感じです。
皆に騙されていたヴァージルが真実を知り、でも信じられない気持ちでクレアが前に言っていた思い出の場所のレストランで1人食事をするラストは悲しすぎました。
SE7EN(セブン)
あらすじ:
キリストの「7つの大罪」がテーマの事件を追う、刑事たちと犯人の物語。
とある事件現場に向かったのは、ベテラン刑事であるサマセットと新人刑事であるミルズの2人。
最初の被害者は肥満の男性で、顔を食べ物の中に埋めて既に亡くなっていました。
すぐそばに、事件の始まりを意味する文字「暴食」が残され…この事件をきっかけに同様の手口で次々と事件が起こり被害者が出てきます。
犯人だと考えていた前科者ヴィクターも被害者となり捜査は難航しますが、7つの大罪に関する本の貸し出し記録を調べたところ偽名の男ジョンが犯人として浮かびます。
最終的にジョンを拘束しますが、7つの大罪がテーマの事件はまだ終わらず…
感想:
考えつくされた猟奇的な事件の展開を辿っていくのは、一体どうなっていくのか怖くもあり面白くもあります。
ややグロテスクなシーンもありますが、ストーリー自体は興味深かったです。
事件を必死に追っていく刑事サマセットとミルズも優秀なのですが…
犯人のほうが一枚も二枚も上手で、最後は全て犯人の思い通りになるという結末はなかなか受け入れられませんでした。
犯人が捕まったのは良いことですが、結果的に罪を償うということにはならなかったのでそこが残念でした。
全てを失った新人刑事ミルズのことを考えると、やるせない気持ちになりますね。
チェンジリング
あらすじ:
ある日突然愛する一人息子が目の前から消え、生涯をかけて探し続けた女性の物語。
電話会社に勤めるシングルマザー、クリスティンはある日帰宅すると息子ウォルターがこつぜんと消えていました。
警察に捜査を依頼し、ウォルター失踪事件は注目されますが同時に警察の解決能力のなさや不正の横行が露呈し始め…クリスティンもその被害に遭います。
数か月後、ウォルターが保護されたとの情報が入り迎えに行きますが全くの別人。
警察は捜査ミスだと知られたくない為、子供に嘘をつかせたりウォルターを証明する診断書を作らせたり、クリスティンを育児放棄だと責め精神病院に入所させます。
同じ頃、多くの子供たちを誘拐した犯人の情報が入りますが…
感想:
この映画は、実際にロスで起きたゴードン・ノースコット事件の話が元です。
犯人は1人の青年ですが、母親や甥と共謀し男の子ばかり誘拐して要らなくなったら養鶏場に埋めていたという悲惨な事件。
犯人は最後処刑されますが、ウォルターも被害者に含まれていたかわかりません。
たった一人の息子がきっとどこかで生きているはずだと信じて、生涯をかけてずっと探し続ける母親の姿には本当に感動します。
事件発覚の数年後、別の遺族の息子が見つかったという知らせを聞きつけたクリスティンは自分の息子ももしかすると生きているかも…という希望を持ちます。
が、生きているうちに探し出すことが出来ず本当に無念でなりません。
ファイナルデスティネーション
あらすじ:
事故を予知して回避するも最終的に運命から逃れられない、サスペンス・ホラー。
高校の修学旅行の為、パリへと向かうアレックスですが飛行機が爆発した夢を見て騒いだため乗る予定の飛行機から友人や教師と一緒におろされてしまいます。
離陸後、アレックスの夢の通りに実際に飛行機が爆発し正夢となってしまいました。
生き延びることが出来たアレックスらは幸運だと思われたのですが、またしても運命に翻弄されることになります。
自分の周りの友達が次々と運命に飲み込まれていくのを見て、アレックスはある法則があることに気付きます。
運命に逆らい、生き残るために生き抜こうとする恐怖の映画。
感想:
怖さもありますが、やや過激な描写が多くグロテスクな感じもするので好き嫌いは分かれそうな感じです。私はあまり好きではありません。
ただ、私も予知夢をたまに見るので興味深いなぁと思う部分はあります。
予知してなんとなく心がざわつく感じとか…すごくリアルにわかります。
運命に逆らうことが出来たら一番良いんですが、最終的には全員助からないという結末なので本当に悔しいです。
全く予知できていないならまだしも、予知できていたのに助からないなんて…という感じです。
自分の運命はある程度予知できても、最終的に神のみぞ知るという感じでしょうか。
隣人は静かに笑う
あらすじ:
不審な隣人の過去を探っていたら、とんでもない事件に巻き込まれたサスペンス。
テロの歴史を教えている大学教授のマイケルは、FBIに勤めていた妻を事件で亡くしたシングルファザー、息子グラントと大学院生の恋人ブルックと過ごしています。
ある日、路上で大けがをした男の子を偶然見つけすぐに病院に搬送しますがその子は越してきた隣人のラング家の子供ブレディでした。
父オリヴァーと母シェリルはマイケルに感謝し、それ以来交流が始まります。
が、マイケルは自称設計士のオリヴァーの不審な点に気付き過去を調べていると…彼が昔爆弾を作り捕まった事件を知り、何を企んでいるのかを突き止めようとします。
最初はマイケルの推理を疑ったブルックも、ある証拠現場を見てしまい追跡しますが…
感想:
この映画はハッキリ言って許せないです。
他のバッドエンドな映画も、犯人は捕まえているかもしくは誰なのかがわかっていますがこの映画は亡くなった被害者以外誰が事件の犯人か知らないままだからです。
しかも、善良な市民がテロの犯人だと思われ濡れ衣を着せられ…
真実は闇の中に葬られて、本当の犯人は疑われることなくまたテロを続けていくという最悪なストーリー。
こんな結末なんて絶対イヤだと思いながら観続けていました。
でも、冤罪も実際にあるわけですしこうやって本当の犯人が逃げて何の罪もない人が悪者になって被害を受けるのは実際にあり得るかもと考えたら…ゾッとしますね。
その他の映画
バッドエンドなおすすめ映画に入れようか迷った映画が、他に3つほどあります💡
もし、ご紹介した5つの映画を観たことがある人や他にも観たい人が居たらこちらの3作品もぜひ。
- ラ・ラ・ランド
- ゾディアック
- 私がこわされるとき
ラ・ラ・ランドは自分の夢を追いかけた2人の男女の恋愛物語。
最終的に2人は大女優になること・ピアニストで自身の店を持つこと、それぞれの夢を叶えたという意味ではハッピーエンドなのかもしれません。
でも、2人は結ばれなかったという意味ではアンハッピーエンドです。
お互いの夢を叶えた後に偶然再会するラストのシーンは、嬉しいようなとっても切ないような何とも言えない気持ちになります。
ゾディアックは、アメリカで実際に起きた未だ未解決の事件が元です。
亡くなった人も含め、7人が襲われて被害に遭っていますが犯人は未だにわかっていません。
事件が起こった後に謎の暗号とともに警察やメディアに犯行声明が送られたことで話題になり、一時は犯人と電話でのやり取りもありましたが消息は不明。
最後まで犯人がわからずモヤモヤして終わるスッキリしない映画。
私がこわされるときは、お嫁に行った女性に姑の狂気が忍び寄るサスペンスな実話。
母親同士が知り合ったきっかけで出会った2人、ついに結ばれて結婚することになり旦那のところへお嫁に行くことになります。
が、最初は優しかった旦那の母親の本性を知り、息子夫婦の全てを操り何でも自分の思い通りにしようとする姿に嫌気がさし距離を置こうとします。
旦那と離婚、息子も奪われそうになり闘いますが結局姑に襲われ始末される結末。
まとめ
アンハッピーエンドな映画、正直私は好きではありません💦
多分、映画を観る時ってストレスを発散したい願望がどこかにあると思うので映画を観て笑ってスッキリしたり感動して泣いたりしたいわけです。
幸せな気持ちをおすそ分けしてもらうことでストレスも発散できるのですが、逆に不幸な結末だと可哀想すぎて余計にストレスが溜まるんだと思います(;´・ω・)
なので、本当にごくたまにしか観ませんが時々なら悪くないのかもしれませんね。
ちなみに私はアマゾンプライムで自宅で映画を観ています。
けっこう新しい映画でもすぐに無料で観れたりするので、好きな時にいつでも何作でも見られるので合わせてチェックしてみてくださいね。
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