「朝目覚めたら喉がカラカラに乾いていて痛かった…」
「夜中に喉が痛くて起きてしまった」
という経験はないでしょうか?
そんな時に部屋の湿度計を見てみると、いつもよりもだいぶ湿度が低くなっていたりします。
でも家にはスチーマー、加湿器がない…
加湿器があればこの問題はすぐに解決できますが、なくても家にある物を使えば十分湿度を上げることは可能です。
そこで今回は、
「家にある物を使って加湿器なしで湿度を上げる方法」
についてご紹介したいと思います。
湿度は40%から50%前後を確保する
まず初めに、どれくらいの湿度があったほうが良いのか?ということですが冬は40%から50%前後は欲しいところです。
40%以下になると、
・肌のかさつきが感じられる
・風邪やインフルエンザの菌が活動しやすくなる
・喉や唇、目など粘膜部分が乾燥しやすくなる
などのデメリットがあります。
逆に、60%を超えるとダニが繁殖しやすくなりカビも発生しやすくなるので出来れば50%弱を目安に湿度が保てると良いですね。
詳しくは次の記事でもご紹介しています。
関連:体感温度と湿度の関係。冬の寒さと快適に過ごすための環境づくりとは?
水分不足から喉が乾いてしまうこともありますが、
「なんだか喉が乾く感じがするなぁ」
と感じる時に湿度計を見てみると、低い湿度になっていることが多いと思います。
5つの対策で湿度を上げる!
湿度を上げたいけれど加湿器がない、という場合でも次の5つの対策で加湿器を使わずに簡単に湿度を上げることが出来ますよ。
①ヤカン、鍋などでお湯を沸かす
②霧吹きを使う
③水の入ったコップを置く
④濡らしたタオルを吊るしておく、振り回す
➄浴室のドアを開けておく
ヤカン、鍋などでお湯を沸かす
大きめの鍋、ヤカンにたっぷりの水を入れてお湯を沸かします。
沸騰させたら火を止め、蓋を開けてそのまま置いておくだけ。
蒸気となって出てくることで湿度が上がりやすくなります。
そのまま加熱し続けるのも良いですが、冷めて来たらまた火をつけて加熱するのも◎
霧吹きを使う
スプレーボトルに水を入れ、空気中に振りまくだけ。
すぐに湿度が上がるというわけではないですが、自分が居る場所の周りだけでもスプレーしておくと違います。
コップに水を入れて置いておく
こちらも即効性はないですが、自分が居る場所の周りだけでも置いておくと違ってきます。
ただ、倒してこぼしてしまう可能性があるので定位置に置く必要があります。
ぬらしたタオルを吊るす
簡単で最も即効性があるのがぬらしたタオルを吊るす、かけておくこと。
適当なタオルを水で濡らし、ハンガーにかけて吊るしたりかけられるところにかけましょう。
空気が乾燥していると、しばらくすればカラカラに乾いているので再度濡らしたりいくつかタオルを用意して置いておくのも◎
※ただし、雑菌が繁殖すると臭いの元になるのでこまめに洗濯したほうが良いです。
洗濯物があれば洗濯物を干すのも効果的です。
浴室のドアを開けておく
ワンルーム向き。
シャワーを浴びた後、入浴後などに開けておくと一気に部屋の湿度が上がって乾燥が防げます。
ただ、これやり過ぎると浴室がカビるので換気扇も使いながら適度に行いましょう。
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色々なやり方があるので、どれか一つの方法でも良いですしいくつかの方法を組み合わせてもOK。
今自分に出来ることから対策を取っていきましょう。
湿度は最大5~6%上げることが出来る
これらの対策を取ることで、加湿器がなくても5%から6%くらいは湿度は上げることが出来ます。
もし、40%を切って35%くらいだとしたらこれらの対策で40%弱くらいにすることが出来るということです。
急激にアップ!とはいきませんが、乾燥から身を守るくらいはそれなりに出来るのではないかと思います。
洗濯物があれば手っ取り早く洗濯して干すのが最も効果的だと思います。
私の家の場合は吹き抜けになっているので、リビングには仕切りがなく部屋全体の加湿はしづらいです。
それでも洗濯物を干したり、なければタオルを濡らしてかけておくだけでも湿度は上がるので何も対策をしないよりは良いかと思います。
まとめ
先日、夜中に喉の痛みで目が覚めました。
その時は口を開けて寝ていたのかな…?と思ってまた眠ったのですが、すごく乾燥していたようでそれから風邪を引いてしまいました。
湿度計を見るといつもよりもかなり低くなっていて、慌てて湿度を上げるためにあれこれ対策を取ることに。
そのおかげか、風邪の症状も酷くならず軽いのどの痛みと鼻水くらいで済んだので
「乾燥が気になる時はすぐに保湿する」
ということの大切さを改めて知りました。
加湿器がなくても色々な対策があるので、出来ることから試してみてくださいね。
加湿器を使ったほうが楽!という方はこちらの記事が参考になるかもしれません。
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