私はたまに正夢を見ることがあるのですが、その中でもすごく印象的な夢があります。
それが、今回お話しする友人が出てきた夢なんですが今からもう5年以上前の夢になります。
正夢って、現実で本当に夢で見た内容のことが起こると驚きが強いのですごく印象に残るんですよね。
その時は何でもないただの夢だと思ってそこまで気にしていなかったのですが…まさか一年後に本当にその姿を見るとは思ってもいなかったんです(^^;)
ある日こんな夢を見た
当時私は、仕事の都合で名古屋のほうに滞在していたのですがある冬の日のこと。
仕事が終わり、疲れて帰ってきてすぐに眠ったのですが久しぶりに夢を見ました。
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夢の中で私は妊婦さんで、我が子の誕生を今か今かと待ちわびているところ。
毎日を穏やかに過ごしていました。
お腹の赤ちゃんはすくすくと育っていて、パンパンなくらいに大きなお腹。
家でゆっくり過ごしていたのですが、急にお腹の痛みが気になりだしました。
痛みがやってくる間隔が段々短くなり、自分でもおかしいなと気づきました。
これはもうすぐ生まれるかもしれない…!と急いで病院へ行くことに。
病院では、私の症状を察してかすぐに分娩室に通されました。
ドキドキ、不安な気持ちがありますが早く楽になりたいという気持ちもあり自分の中では覚悟を決めて「よし、生むぞ!」という気持ちでした。
私が分娩室に入ると同時に、カルテを持ってきた新米助産師さんが居てベテランの助産師が分娩室に入るのを待っていました。
ところが、ベテランの助産師さんが来る前にどんどん痛みの間隔が狭くなり「もう生まれるんじゃ…?」という時にその新米助産師が異変に気付きます。
「あれ、おかしいな。」
そう言って、エコーでお腹の中を見てみるとお腹の中には何も入っていないんです!
それで新米助産師さんに「あ、まだ赤ちゃん育ってないですね。ちゃんと育ててから来てくださいね~」と言われて帰されました。
分娩室から出る頃には私のお腹はしぼんでいて、「なんだ、まだ赤ちゃん育ってないのか。気が早かったのかな💦」と恥かしくなり急いで家に帰るという夢でした。
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かなりリアルな夢だっただけに、最後の終わり方がなんじゃこりゃ(; ・`д・´)
って感じで朝起きてからおかしかったんですが、この時夢の中で新米助産師をしていたのが実際に看護師をやっている友人だったんです。
その友人は、地元の総合病院で何年もずっと働いていて救急外来から精神病棟まで本当に色々なところで働いたのですが婦人科で働いたことはないのです。
その時は変なの…と思って、そのことを友人に報告したら笑っていたのですが実はこの夢を見た一年後に友人は婦人科で働くことになったのです。
一年後に婦人科に勤める
この夢を見て半年くらい後になって、友人は何年も勤めていた総合病院を辞めました。
夜勤も多く、かなりのハードスケジュールで体を壊しそうになっていたので遂に辞めることにしたんだそう。
でも、その時は辞めた後に何をするか決めていなくてとりあえず辞めてからゆっくり考えようと思っていたそうです。
最初は看護師以外の職にチャレンジしようか色々悩んでいたそうなのですが、最終的にやっぱり看護師を続けることに。
それから色々な病院を探したら、東京のほうで婦人科の病院が募集していたので応募して採用が決まったんですね。
それがちょうど私が夢を見てから一年後くらいのことでした。
友人は看護師であって助産師ではないのですが、でも婦人科で働くというのがその通りになったので私も友人もびっくりしました。
正夢って不思議
正夢って本当に不思議です。
過去の経験のデータを蓄積してそこから予測できる未来を夢で見る、というのが正夢の正体です。
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なので、私が今回ご紹介したこのケースも確かに予測可能な範囲ではあったと思いますが…
でも、それだけでは言い表せない不思議さがあるんです。
きっとこれは実際に見た人でないと理解できないと思います。
今までに体験したことが一切ないようなことを夢に見ることもありますから、本当に不思議なものです。
まとめ
今回ご紹介した夢を見てからもう5年経ちますが、友人は今もその婦人科で働いています。
以前の病院とは違って、休みもちゃんとあって楽しく過ごしているみたいで何よりです。
私はこの夢を見た時、友人が勤めていた病院を辞めるのも見当がつかなかったですしその後婦人科に勤めるのも全く想像できなかったので不思議な感じがします。
夢の内容も後半はちょっとおかしなことになってましたが、かなりリアルなものだったので…(^^;)
これからも、度々正夢を見ては不思議な気持ちになることがあるんだろうなと思います。
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