ここで言うカラーパウダーとは、マラソンを始め、ライブや様々な屋外イベントで場を盛り上げるためのパフォーマンスに使われる色のついた粉のことです。
カラーパウダーが体にかかると、服や肌、髪も色々な色に染まりお祭り騒ぎになりますが粉塵爆発が起きてしまう危険性が指摘されつつあります。
せっかくのイベントを最後まで楽しんで終わらせる為にも、どんな危険があるのかをしっかり把握しておくことが大切です。
そこで、今回は
・カラーパウダーで爆発が起こる原理
・対策
などについてご紹介していきたいと思います。
そもそもカラーパウダーとは
「そもそもカラーパウダーって何?」
「肌に触れたり口に入っても大丈夫なものなの?」
ということですが、カラーパウダーはコーンスターチをカラフルに色付けしたもの。
コーンスターチは、とうもろこしでんぷんの無味無臭の粉末のことです。
食用や工業用、医療用など様々な用途で使われ、口に入れても害が無いので安全であると言われています。
イベントで使う際は、近いところから大量にばらまいたりすると目や鼻、口などに入ることがあるので一定の高さからばらまくようにしているケースが多いです。
衣類に付着した粉は払ってもなかなか取れませんが、洗い流すことでほとんど取れるもの。でも他の衣類につく可能性があるので、手洗いで単独で洗う必要があります。
▶海外で始まって日本でもよく使われている
もともと海外のランニングやイベントで場を盛り上げるために使われるようになり、そこからアジアを含め世界的に広まり日本でも浸透しつつあるのです。
特にマラソンでは、あえて白い服装などで参加してカラーパウダーで色付けするといった感じで走るのが定番となっています。
そんな盛り上がれるカラーパウダーなのですが、楽しい反面粉塵爆発に注意する必要があります。
確率は低いとしても、そういったことが起こる可能性を理解しておく方が身の安全の為です。
次のページでは、カラーパウダーによって粉塵爆発が起こる原理についてご紹介します。
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