粉塵爆発が起こる原理
粉塵爆発というのは、一定量以上の燃える性質のある粉と引火するものが接触する時に起こる爆発のこと。
・粉塵爆発は粉の粒子が細かい状態で空中に一定の量が舞った時
・そこに発火するものがある時
・空気中の酸素が十分にある時
の3つのポイントが重なった時に爆発の可能性が高くなります。
そこに火がなければ大丈夫と思われがちですが、火自体がなくても引火するものがあれば爆発につながります。
発火の原因となるものには一般的に
・マッチ
・ライター
など直接火をおこすものもあります。
でも、それ以外にも
・機械
・電気機器
などの摩擦熱や加熱。
また、
・スイッチや配線などの電気設備がショートした時
・静電気
などでも起こることがあります。
スイッチや配線などといった電気系統の設備、静電気はもはや事故としか言いようがないですが必然的に屋内で起こる可能性が高くなるので基本的には屋外で使われます。
しかし、ライブ会場だったりマラソンでも花火などがあがったりすればそれが原因で引火することもあります。
更に、粉塵爆発が起こらないとしても体に全く影響がないとは言い切れないという指摘もあるのでカラーパウダーを使ったイベントに参加する際は最低限の対策をしましょう。
最後のページでは、成人喘息にならないようにする対策についてご紹介します。
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