実話「前世の記憶を持つ子供達」を観て生まれ変わりの意味を再認識する

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先日、Amazonプライム・ビデオで邦題「死者の記憶を持つ子供達」を見た時の話を。

タイトルの通り、自分が生まれる前の過去の記憶を持つ子供たちやその家族が登場し、不思議な現象を語るドキュメンタリー番組です。

 

最初は興味本位というか、こんな番組もあるんだぁと思って見始めたのですが..

思いのほか内容が濃く、信じられない出来事ばかり実際に起きるのを目の当たりにして。。完全に番組のストーリーに引き込まれていました!

 

効果音や一部の編集に関してはやたら恐怖心を抱かせようとする演出でそこが唯一もったいないと思ったのですが、子供たちが語る現象はとても現実感があり驚きました。

もし、自分や子供に過去の記憶がある人が居たら一度見てみて欲しいと思います。

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番組の内容

 

番組の内容を簡単に紹介すると、生まれる前の過去の記憶を持った子供たちが登場します。

子供達に共通するのが、普通の子供と比べるととても成長が早く、かなり早い段階で歩いたり話したりすることができるようです。

 

時には大人でも難しい言葉を使ったり、海外の言葉を話すことも。

もしかするとそれは、すでに過去を生きたからこそ物の習得が早いのかもしれません。

 

幼児の頃にすでに生まれる前の過去の記憶を話し始め、記憶の内容によっては悪夢にうなされ不眠に陥る子も少なくありません。

子供たちの記憶があまりにも鮮明すぎて、見ていて本当にびっくりする内容ばかりです。

 

  • 生まれる前は他に家族がいて別の場所で暮らしていた
  • 生まれ変わる前に空から見てパパとママを選んだ
  • 西暦何年何月何日に自分は火災で亡くなった
  • 戦時中に敵軍と戦うスナイパーとして活躍していた
  • 家族と乗船していた船が沈没した

 

自分の過去の名前や性別、家族構成、職業、趣味嗜好など事細かく覚えていて、中には何百年も前の事件とつながる記憶があったり、人種を超えて別の国の人間だったり。

今はアメリカ人だけど、過去は日本人だったという子も何人か出ています。

 

親としては子供が突然話し始めた過去の記憶に動揺し、発言の内容によってショックを受ける人も居ます。

何の影響でこんな話をするようになったのか悩み、何かの病気を心配する人も居ます。

 

でも、最終的には子供の前世の記憶を受け入れ、過去と決別し今の自分を生きられるよう精一杯サポートする姿が印象的でした。

最初は、なんとなく怪奇現象ばかり起きる怖い番組なのかと思っていたのですが、実際は全く違っていました。

 

家族愛あふれる、心温まる内容の番組なんです。

確かに悪夢を見たり怖いものを見たり子供がおびえるシーンもあるのですが、それよりも亡くなった大切な人に会えたり、大好きな人の存在を思い出させてくれます。

 

家族の絆ってこんなにも強いものなんだなぁと感じましたし、人間には科学では解明できないような神秘的なつながりがやっぱりあるのだと確信しました。

 

特に印象的だった話

 

少しネタバレになってしまいますが、2つだけとても印象的だった話を紹介させてください。

どちらも家族愛の話なのですが、1つは亡くなった兄が息子として生まれ変わった話。

 

亡くなった兄が息子として生まれ変わった話

 

20代前半という若さで亡くなったお兄さんは、飲酒運転の交通事故が原因でした。

その死から何年か経ってからそのお兄さんの妹に息子(お兄さんの甥)が生まれるのですが、その息子がお兄さん(自分の伯父)しか知らないような記憶を語り始めます。

 

お兄さんが名付けた妹の愛称を呼んだり、父親と一緒に出掛けた時の話、事故死する直前の運転..

そして、幼少期に大事にしていたぬいぐるみのことまで覚えていて、実家で見つけるや否やとても懐かしそうに手にとって一緒に眠ったり。

 

にわかには信じられない話なのですが、家族は兄の生まれ変わりだと信じるようになります。

お兄さんが亡くなったのは夜中の出来事だったそうなのですが、なぜかその亡くなる前後に母親と父親、妹の家族全員が同じ時刻にふと目が覚めて起きていたそうです。

 

お兄さんがこの世を離れる前に、家族にお別れを言いに行ったのかもしれません。

家族には見えない強いつながりがあり、そのつながりが虫の知らせのように何か大事なことを教えてくれるのかもしれないですね。

 

このストーリーの終盤、大きくなった息子くんが登場するのですが息子君の口から語られる話もまた心温まるものでした。

「自分が伯父の生まれ変わりで、記憶を受け継いだとしたらそれはとてもクールなことだと思う。伯父が母を大事にして守ってきたように僕も母を守り大事にしたい。」

 

お兄さんの心残りは、妹を守り続けることが出来なかったことなのかもしれません。

だから、甥っ子である妹の息子に記憶を託したのかもしれないですよね。そう考えると、人が亡くなるという辛く悲しい出来事も少し見方が変わります。

 

もしかしたら、失った大切な人の思いが誰かに受け継がれていて、自分のことを想っていてくれているとしたらとても幸せなことですよね。

そう考えると、人の死は完全なお別れとは言えず自分の身近に居てくれたり、いつか再会できたりするものでそこまで悲しむ必要はないのかもと思えました。

 

殺された叔父が息子として生まれ変わった話

 

あるお母さんには、大好きな叔父さんが居ました。

その叔父さんは自分の父親の弟なのですが、ある日正当防衛の末に銃で撃たれて亡くなりました。

 

しばらくして自分に息子が生まれると、寝ている間に起きて動き回る夢遊病の症状がみられ、その症状は亡くなった叔父と同じだと気付きます。

話せるようになると、叔父しか知らない昔の話をしだし、叔父の兄である自分の父や叔父の母親である祖母も困惑し始めます。

 

ある日のこと、その息子くんはお墓に行くと知らないお墓の前でその人がなぜ亡くなったのか理由を当てられるようになりました。

彼には、お墓の周りにオーラのようなものが見えその人の最期がわかるようでした。

 

またある時、農場で家族の手伝いをしていたところ、突然息子くんがこんなことを言います。

「僕(叔父さん)を撃ったのはあの人だよ。」

 

そこに居るのは、叔父を射殺したとして一度は捕まった男性とはまた別の男性。

また、書類上は正面から撃たれ正当防衛だったことになっていますが、事故などで偶然撃ったのではなく完全に故意で、背中を狙って撃ったと証言する息子くん。

 

つまり、叔父は正当防衛の末に誤って亡くなったわけではなく、計画的な犯行による他殺で亡くなったということです。

それを裏付けるかのように、叔父さんが亡くなった時の遺留品であるTシャツを再度確かめると、正面からではなく背中側から撃ったような痕跡がありました。

 

家族はこれを機に、真実を探る為裁判のやり直しを申請するという内容でした。

物語の終盤、家族みんなで叔父さんのお墓参りに行くのですが、お墓の前に着くと息子くんが泣きながらこう言います。

 

「(叔父が)大好きな母や兄に会えなくなって寂しいよ、会いたいよ。」と。

その姿が本当に家族と離れ離れになって苦しんでいるように見えて、見ているこちらもとても悲しく寂しい気持ちになりました。

 

生まれ変わりはあるのか

 

信じる信じないは人それぞれ。

私自身も、人は皆誰かの生まれ変わりだと思っているわけではありません。

 

でも、前世の記憶を持つ子供たちのドキュメンタリーを見て、きっと生まれ変わりはあるのだろうと思いました。

前世の記憶は怖いこと、悲しいことだったりするので必ずしもよいものではないと思います。

 

それでも、もし自分が誰かの生まれ変わりだったらそこに生きる意味があるのかもしれないなと。

また、自分が大好きだった人が亡くなっても、どこかで新しい命として生まれ変わっていたら、この同じ世界につながりがあると思ったら寂しくないような気がしました。

 

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