わらびとはシダ植物という種類に分類される山菜の一つとして、日本では古くから親しまれていますね(*´ω`*)
傾斜のある草原や道路わきの斜面など地面に少し起伏があるような、日当たりの良いところに生えていて比較的手に入りやすい食材✨
生のままでは食べられないので、必ずあく抜きをしてから食べますがどんな方法が適しているのでしょうか(・・?
今回は、
・わらびのあく抜きをする基本的な方法
・失敗しない方法、時間短縮してあく抜きする方法
などについてご紹介したいと思います。
わらびの基本的なあく抜き方法は灰を使う
わらびは山菜の中でもとくにアクが強いと言われ、そのままでは食べられないのでしっかりアク抜きする必要があります‼
わらびのあく抜きには基本的には灰か重曹を使うのが一般的ですが、まずは灰を使った方法からご紹介します💡
アク抜きに灰を使う理由ですが、あくは漢字にすると灰汁になり灰を水に溶かしたものです。
アルカリ性なので植物の硬い繊維も柔らかくする働きがあり、そこから苦み成分となるアクを抜くということで灰汁のことをアクというようになったのだとか✨
重曹も同じ原理で、アルカリ性なのでアク抜きが出来るというわけです(‘ω’)ノ
~用意するもの~
○わらび一束(200gから250g)
○灰大匙2杯
○水1リットル(最低わらびの倍以上の量)
- ぼそぼそと歯触りが悪くなる穂先を取り除きます。
- 硬い根元部分を1㎝くらい切ったら、新しくなった切り口に灰を付けていきましょう。
- 鍋に水を入れて、沸騰したらわらびとともに残りの灰をすべて入れます。
- 20秒ほどさっと茹でて、少し硬いと感じるくらいになったら火を止めます。
- 一晩寝かせ、濁った水を捨て新しい水に取り換えて浸したら使う時に取り出します。
水が濁ったらその都度新しい水に替えれば、数日は持つかと(‘ω’)
次に、重曹を使った方法👇
わらび一束に対し重曹小さじ2杯、水2リットルを用意します。
- 灰を使ったあく抜き方法と同じように穂先、根元を切ります。
- 沸騰したお鍋にわらびと重曹を入れて20秒ぐらいサッと茹でます。
- 少し硬いくらいに感じれば火を止めましょう。
- 後は落し蓋をして一晩寝かせた後に料理に使うようにします。
といったように、灰も重曹も方法はほとんど同じですが、量にだけ注意して入れるようにすると良いと思いますよ✨
次のページでは、重曹を使う時に気を付けたい量についてご紹介します。
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