手紙などでの挨拶例文
三寒四温という言葉は、ニュースや新聞なんかで見たり聞いたりすることはあってもあまり会話では使う頻度はそうないかもしれません。
どちらかというと、個人的な手紙だったりビジネスレターなどで挨拶の一文として使われることの方が多いようですね。
どちらかというと手紙の冒頭で使われたり、最後の締めとして相手の体調を気遣う文として使うことが多いかもしれません。
ー例文
「三寒四温などと言われる季節ですが、温暖化の影響か暖かい日が続いております。」
「三寒四温の今日この頃、貴方様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。」
「三寒四温の折柄、暖かい日が多くなり春らしく感じられるようになりました。」
「三寒四温の時節柄、ご自愛専一にて益々のご活躍をお祈り申し上げます。」
「三寒四温の候、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。」
「まさに三寒四温を実感する時節となりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。」
「三寒四温のうちに、季節は冬から春へと変わりつつありますが体調など崩されませんようどうかご自愛ください。」
などと一般的に使われていますが、冬の寒暖の差が激しいことを表すために使うこともあれば暖かく春らしくなってきたことを表すこともあります。
言葉自体の認識はあっても、日常的に口頭ではあまり使う機会はないと思いますが、手紙では目上の人や親しい人に書く際に普通に使われていたりします。
三寒四温という言葉の意味だけでなく、例文や使える時期などについても合わせて覚えておくと良いかもしれませんね。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
三寒四温という言葉は、もともとは中国の方からやってきた言葉であり日本には三寒四温と言えるようなハッキリとした寒暖の差が激しいサイクルが起きる現象も少ないのに言葉だけが使われているのは興味深いですね。
最近では、寒暖の差が激しいサイクルが続くということよりも春っぽく暖かくなってきたという意味で使われることが多いので…もともとの意味とはかけ離れつつあるのかもしれません。
三寒四温、という言葉が使われる時期は日々の気温の変化もありますが同じ日でも朝と夜の気温にかなり差が出る時期になります。
季節の変わり目なので、体調を崩しやすく自律神経も乱れやすいので体調管理には一年のうちでも一番気をつけるべき時期なのかもしれません。
この時期には、なるべく入浴を心がけて体を芯から温めてしっかりと睡眠を取ることをお勧めします。
体温よりやや高めの40度前後のお湯に長めに浸かることで、精神的にも肉体的にもリラックス出来るようになります。
体温が上がると必然的に体全体の免疫力も上がるので、体調管理に備えるようにしたいですね。
また、寒暖の差が激しい時期って服装に困ることが多いですよね。体温調節がしやすいものと言っても、そんな服はなかなかないのでこまめに脱ぎ着して体温を調節するしかありません。
そこで服装についてなんですが、薄手のニットや綿素材のものを重ね着するなどして軽く防寒対策もしつつ暖かい時には脱げるような服装が一番です。
秋冬は暗めの落ち着いた色合いの服装になりがちなのですが、明るめの色のものを取り入れてみると少し春らしさが加わって季節に合わせた服装が出来るようになります。
脱線してしまいましたが、三寒四温の時期は体調管理や服装など、生活する上で色々と気を使うことが多い時期かもしれませんが健康で元気で乗り切れるようにしたいですね。
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