山に多く生えているブナ科はコナラ属に分類される落葉高木であるクヌギ。
クヌギは成長が早い木として知られ、「家」や「車」「船」を作る材料の一つとして様々な用途に古くから使われてきました。
そんなクヌギは、樹液が幹からたっぷり染み出ていることが多いのでそれを求めてやってくる昆虫が多く、昆虫の木、虫が集まる木などと呼ばれています。
今回は、
・クヌギの木の特徴
・見分け方のコツ
・どんぐりを使ったレシピ
などについてまとめています。
クヌギの木の特徴
クヌギは、17m18m前後の樹高になりますが樹木の中でも成長スピードが速くあっという間に大きく成長します。
一年で70cmくらいから1mくらい成長することもあり、最初は緩やかな成長スピードだと思っていたのがある時一気に成長して大きくなることも。
・樹皮
暗い灰のような褐色。
縦に入った裂け目が多い。
・葉
長い楕円形をしていて、端がギザギザ。
薄い割りに硬く、表面には光沢がある。
・幹
樹液が出やすい。
蜜を求めてやってくる昆虫達にも人気の樹木。
子供の頃、毎年行くキャンプ場にクヌギの木がありそこに行くとよくカブトムシがくっついていたのが印象的です。
昆虫採集はしないのですが、暗闇に懐中電灯を照らして見るのが楽しかったですね。
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クヌギの木は2年目の秋ごろから殻がぼさぼさとしたどんぐりができ、そのままでは苦味が強いですが手間をかけて灰汁抜きをすれば食べることが出来ます。
どんぐりって、どんぐりの木があると思っていたのですがブナ科のコナラ属の実の総称になるんですよね。
なので、クヌギの木も一応どんぐりの木でもあるのですが他にも色々などんぐりの木があって色々な形、種類のどんぐりがあります。
クヌギの木は、他の樹木とも間違えやすいので見分けるコツを覚えて間違わないようにしたいですね。
次のページでは、クヌギの木の見分け方のコツについてご紹介します。
コメント
今年山のくぬぎが沢山枯れている様に思います。どうしたんでしょうか?心配しています
下条さん、コメントありがとうございます^^
今年の夏は暑くなると言われていましたが、平年よりも気温が低く涼しいところも多いみたいです。
冷夏の地域も多くその影響もあるのかもしれませんね(><)