優しいカジモドは、エスメラルダの頼みをすんなり聞き入れてフィーバスをかくまうのですが、同時にエスメラルダがフィーバスに恋していることを知り涙を流して悲しみます。
フロロー判事は、エスメラルダの逃亡にカジモドが加担したものだと考えカジモドを捕まえ陥れようと着々と計画を進めます。
そしてフロロー判事は、カジモドにジプシーの家を兵隊たちと共に襲撃するという嘘の内容を伝えました。
それを聞いたカジモドとフィーバスは、助けようと思いエスメラルダにジプシーの隠れ家に逃げるように促します。
しかし、フロロー判事の計画通りに護衛隊達との尾行によってカジモド、フィーバス、エスメラルダも全員が捕まってしまいます。
フロロー判事は、自分の邪魔ばかりするカジモドを邪険に思い大聖堂に閉じ込めておくことにし鎖でつないで身動きが取れないようにします。
フィーバスやその他ジプシーたちも、檻の中に閉じ込められてしまい成すすべがありません。
そして、エスメラルダに関しては自分の恋心を惑わしたとして火あぶりの刑で処刑することにします。
ノートルダム大聖堂の広場で、フロロー判事はエスメラルダを処刑しようとしますがその前にもしこの場で自分の愛を受け入れるのであれば処刑はやめてやると提案をします。
しかし、エスメラルダはこれを拒否しフロロー判事は怒り狂って火あぶりの刑を実行しようと縛っていた縄に火をつけます。
その様子を大聖堂から見ていたカジモドは、力づくで鎖を引きちぎりエスメラルダを助けに行きます。
無事カジモドがエスメラルダを保護すると、フィーバスやジプシー達も隙を見て檻から出て兵隊達と闘います。
大聖堂に逃げ込んだカジモドですが、眠ったままのエスメラルダを見て死んでしまったのかと声を上げて泣きます。
そんなところにフロロー判事がやってきて、止めをさそうと剣を振りかざしてきますがエスメラルダはなんとか意識を取り戻します。
カジモドとエスメラルダは逃げまどいますが、怒り狂ったフロロー判事はしぶとく追い詰めてきます。
逃げまどい、遂には大聖堂から転落しそうになったカジモドとそれを助けようとしたエスメラルダは身動きが取れなくなり、フロロー判事に捕まりそうになります。
エスメラルダは、必死にカジモドの手を取り引き上げようとしますがフロロー判事も足場をよじ登り持っていた剣でエスメラルダに振りかざそうとします。
しかし、そこでフロロー判事は神の逆鱗に触れることになり突然足場が崩れてそこから下へと一気に転落し火の海と化した地上へ飲み込まれていきます。
カジモドも遂にエスメラルダの手が離れ落下してしまいますが、最後は間一髪のところでフィーバスに何とか助けられます。
そして、フロロー判事も倒し、フィーバス、エスメラルダ、カジモドの三人は無事外に出てカジモドはやっと長年閉じ込められていた大聖堂から出ることが出来ました。
そして、街の人々にも迎え入れられようやく街には平和が訪れました。
次のページでは、原作との決定的な違いと衝撃の結末についてご紹介します。
コメント