写真やファイルなどのデータの読み込み、移し替えなどでUSBメモリを使ってパソコンに抜き差しする機会は多いと思います💡
その際に、USBメモリを安全に取り外すため「ハードウェアの安全な取り外し」という外し方があるのですが、そのままパソコンから引っこ抜いてしまってないですか❓
USBメモリを使う機会があまりなかったり、同じパソコンを使うのであればそれが不具合の直接的な原因になることは少ないかもしれませんが…
頻繁に使う場合や別のパソコンにも抜き差しする場合、データが消えたり読み込めなくなるリスクが大きくなります。
そこで今回は、
・USBメモリの安全な取り外しの意味とアイコンが表示されない時の対処法
・使用中などのエラーが出て取り外せない時の対策
などについてご紹介します。
USBメモリを安全に外すのは重要な意味がある
データの持ち運び、保存が出来てとっても便利なUSBメモリですが、正しい手順を踏まずにいきなりパソコンから抜くと最悪の場合データが破損しファイルが開けない、見ることが出来ない状態になることがあります💦
これは、同じパソコンを使っていても起こることはありますが仕様の違うパソコンを使うとそのリスクは大きくなると考えられています。
特に、Windows7とWindows8、8.1、10のパソコンでそのまま抜き差しを行うと高い確率でデータが飛ぶんです…
バックアップをとっていれば復元は可能ですが、取っていない場合USBメモリ内のデータの修復は難しいよう💧
なぜそんなことが起こるのかというと、WindowsではNTFSというフォーマットが使われていますがこれとは別にログファイルシステム(LFS)というものがあります。
LFSのバージョンが違うと互換性がない
LFSは、エラーが起こった時に回復のサポートを行ったりデータの読み込みを速めるためのシステムのことで、パソコンに接続すると同時に自動的に設定されるもの💡
Windows7であればLFS1.1というバージョン、Windows8や8.1、それから10だとLFS2.0というバージョンになります。
問題なのが、このLFS1.1のバージョンと2.0のバージョンの間には互換性がないこと。
例えばWindows7(LFS1.1)のパソコンからUSBメモリを引っこ抜いてWindows8、8.1、10(LFS2.0)のパソコンに差せば、バージョンが違う=データが壊れていると認識されるので実際にデータが壊れていなくても見れなくなります(;’∀’)
安全な取り外しを行うことで、一旦LFSのバージョンがリセットされることでパソコンを変えてもまた新しくLFSが設定されるような仕組みです✨
同じパソコンを使っていれば大丈夫かもしれませんが、仕様が違うパソコンを使うとそのリスクは大きくなるので必ず取り外しの際は「安全な取り外し」を行うようにしましょう。
次のページでは、安全な取り外しのやり方とアイコンが表示されない時の対策についてご紹介します。
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