狐の嫁入り(天気雨)と狸の嫁入り(天気雪)のスピリチュアル的な意味

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狐の嫁入り(または嫁取り)は、天気が良いのになぜか一部で雨が降ること☔

狸の嫁入り(または嫁取り)は、天気が良いのになぜか一部で雪が降ることを言います☃

 

いつからか、日本全国各地で呼ばれるようになったのですがなぜ狐や狸が関係しているのか?なぜ嫁入りなのか、気になったことはないですか?

そこで今回は、なぜこんな風に呼ぶようになったのかについてまとめてみました(‘ω’)ノ

 

狐の嫁入りや狸の嫁入りは、実はスピリチュアル的には縁起が良いものと考えられているので頻繁に起こる!という人はこれからきっと良いことが訪れますよ✨

これから幸運がやって来るという合図かもしれないのです(*‘ω‘ *)

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狐の嫁入りと狸の嫁入りの由来

 

なぜ天気が良い日に雨が降ると狐の嫁入りと呼ぶようになったのかというと、その由来は3つあります💡

 

  • もともと日本で行われていた婚礼の行列のように異様だった
  • 晴れ舞台なのに涙を見せる花嫁が居ること
  • 実際に狐が結婚すると行列を作る姿が目撃されたという伝説

 

いずれも、天気が良いのに雨が降る変な天気、嘘のようなおかしなこと、不思議な展開であるということ。

狐が人をだまして化ける妖怪である、という考えが共通しています。

 

狸の嫁入りも、基本的には狐の嫁入りと同じ由来です。

あまり雪の降らない地域では狐の嫁入りが信じられ、一部の雪深いところでは狐の嫁入りを雪と狸に置き換えた狸の嫁入りが浸透したということです。

 

狸も狐同様、人の姿に化けたり人をだます、たぶらかす動物として知られていますからね。

 

もともと日本で行われていた婚礼の行列のように異様だったから

 

今は、結婚というと神社や教会を借りて結婚式を挙げるものですが昔の日本では今のように結婚式という形ではありませんでした。

それが、婚礼行列というものです。

 

お嫁に行く女性が、提灯で灯りをともした嫁ぎ先一行の行列に迎えられて嫁ぎ先に行くというのが普通だったんです。

特に、地方ではこういった一種の儀式のようなものが根強く残っていました。

 

その光景は、近くで見ると婚礼の行列だということがわかりますが遠くから見ると火の玉のようなものが連なって見えて異様な雰囲気に感じられることがあったそう。

中には、世間体の為に婚礼の行列をやって実際はお嫁に行かない人も居たそうです💦

 

それから、お嫁に行くと見せかけて行かないお嫁=人をだます狐と考えられました。

そして、天気が良いのになぜか雨が降る不思議な現象を狐の嫁入りというようになったという説があります。

 

晴れ舞台なのに涙を見せる花嫁が居ること

 

結婚式は、一生に一度の晴れ舞台ですがお嫁にとっては同時に旅立ちの日でもありますよね💧

今までの家族の元を離れ、新しい家族としての人生が始まるので寂しさもあるもの。

 

おめでたい日なのに、涙を見せるということからまるで狐にでもつままれているようなおかしな現象。

ということで、天気が良いのに雨が降ることを狐の嫁入りというようになったとか。

 

・おめでたい日=晴れの日

・涙を見せる=雨が降る

・天気が良いのに雨が降るという不思議な現象=狐につままれているような感覚

と、掛けているんですね。

 

実際に狐が結婚すると行列を作る姿が目撃されたという伝説があるから

 

ある地域では、婚礼の行列があったので見に行くと良く見てみたら人間ではなくて狐だったという言い伝えがあります。

特に、狐が多く生息する地域では語り継がれている伝説です。

 

人間が行う婚礼の行列のように、提灯に灯りをともした狐の行列が山奥へと入っていくのを見たという目撃情報が多々あったそうです。

狐は、嫁入りを人間に見られないようにするために山のほうは晴れにしました。

 

人が住んでいるほうでは雨を降らせることで、姿を隠すことにしたのです。

こうして、天気が良い時に雨が降ることを狐が嫁入りを人間に見られないようにするためにやっていることだとして、狐の嫁入りと言うようになったとか💡

~~~

どれも信憑性の高い由来ですが、狐が関わっていることは間違いなさそうですね。

ちなみに、私は3つ目の「実際に狐が結婚すると行列を作る姿が目撃されたという伝説があるから」という話を子供の頃によく聞いていました。

 

天気が良いのに雪が降る時は、狸の嫁入りではなくてペンギンの嫁入りと聞いていたのですが…

いつからそうなったのか、何が由来なのかは定かではありません💦

 

スピリチュアル的にはどちらも縁起が良い

 

狐や狸はどちらも人間をだます悪賢い動物、妖怪というイメージが強いので狐の嫁入りや狸の嫁入りも縁起が悪いんじゃ…?と思う人は少なくないと思います(;´・ω・)

せっかくお天気が良いのに、雨や雪が降ってしまうのもちょっと残念ですからね。

 

でも、実はスピリチュアル的には縁起が良いんです✨

狐は悪いイメージもありますが、稲荷神の使いとしてもよく知られていますよね(*‘ω‘ *)

 

稲荷神は、農業・商売の神様として崇められている神様です。

狐は狐で、穀物を荒らしてしまうネズミを駆除しますし狐のこんがり黄金色の毛並みが立派な稲穂に見えるということから豊作・商売繁盛に良いのです。

 

食べ物に困らず、豊かな生活が出来るということで縁起が良いんです。

なので、お天気雨で狐の嫁入りになったらこれから食べ物に困らず豊かな生活が出来るということのお知らせのようなもの。

 

狸も狸で、よく店先に信楽焼の笠をかぶった狸の置物が置いてありますがこちらも縁起が良いからですよね。

たぬき寝入りという言葉もありますが、寝たふりをするのが上手な狸。

 

狩人がやってくると驚いて気絶しますが、捕まえられる前に気を取り戻して逃げるというところから来ています。

それほど狸は臆病者なんですが、同時に警官心が強く慎重派。

 

土壇場で難を逃れる、世渡り上手という一面があるのです。

また、他を抜くから「他抜き」ということで出世や開運、金運、商売繁盛に良いと言われています。

 

なので、天気が良い日に雪が降る狸の嫁入りもこれから出世、昇進があったり運が良くなって金運がアップしたり商売繁盛に良いということです。

それも、思いがけず急にやってくる可能性があります。

 

天気雨や天気雪はそう頻繁に起こるものではない

 

天気雨や天気雪は、そう頻繁に起こるものではありません。

それに、あったとしてもごく一時的なもので一瞬にして消えてしまうくらい短い間に起こるものです。

 

天気雨や天気雪が降る原理としては、

・上空の雲が小さかったから(雲があるから雨が降るけど、小さい雲だから太陽が見える)

・時間差で雨が降ってきたから(上空から降ってくる雨が地上に落ちる頃、上空ではすでに雲が晴れて太陽が見える)

・他の雲が降らせた雨や雪が飛んできたから(晴れている時に、少し遠くから雨や雪が飛んできて一時的に降った)

などがあります💡

 

これらの条件が重ならないと、そう簡単に天気雨や天気雪にはならないので…それだけ、天気雨や天気雪になったらラッキーということです(´ω`)🎵

虹を見たり、飛行機雲を見たりするのも同じこと。

 

その場にいた皆が自分と同じように見ているようで、実は見ていない人、気づいていない人が多いものです。

そこに気付けただけでもとてもラッキーなことなのでその運を大切にしたいですね。

 

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