時計が一瞬止まって見える現象「クロノスタシス」の特徴と原因

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先日、夜に時間を確認してから読書をした時のことです📚

だいぶ読んだからもうけっこう遅くなってるだろうなぁ…とふと時計に目をやると、全然動いてないんです(; ・`д・´)

 

「時計は壊れてないから疲れてるのかな(^^;)」と思い、休んでからもう一度時計を見たら今度はちゃんと動いていたのでホッとしました💡

 

たまにこういうことがあるんですが、時計が一瞬止まって見える現象を体験している人は少なくないようです。

なぜ時計が一瞬止まって見えるのか?

 

その現象である「クロノスタシス」の特徴や原因についてご紹介したいと思います。

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クロノスタシスとは何か?特徴について

 

クロノスタシスとは、時計を見た時に秒針の動きが遅く見えてまるで止まっているかのような感覚に陥る現象のこと。

アナログの時計を見た一瞬だけ時間の流れが止まっているような感覚です👀

 

秒針は一秒ごとに動きますが、その一秒が通常よりも長く感じられることで止まっているように感じられるようです。

目を動かすことで起こる現象で、実はけっこう頻繁に起こる現象でもあるんです。

 

でも、その現象が何なのかわからず見間違いだと考え気にしない人が多いよう💦

これと似た現象で聴覚クロノスタシスというものもあり、これは文字通り耳で音を聞いた時に起こる現象。

 

今まではクロノスタシスは目だけに起こると考えられていたのですが、耳にも同様の現象が起こると考えられています。

 

聴覚クロノスタシスもある

 

聴覚クロノスタシスの場合は、音を聞いた時にその音を感じるまでに長い時間を感じたりすることです。

一瞬時が止まったように何も聞こえなくなることがあります。

 

例えばですが、誰かに連絡することがあって電話するとします📞⚡

それまで電話するのを忘れていて、ふとした時に「あ!電話しないといけないんだった💦」と気づき急いで相手に電話をかけます。

 

その時に、プルルルルという呼び出し音が聞こえますがこういう時ってその呼び出し音が聞こえるまでがすごく長く感じたりするんです(^^;)

 

いつもならすぐ呼び出し音が鳴るはずなのに…なんで?というくらい一瞬止まっているように感じられることがあります。

これも聴覚クロノスタシスの一種だと言われています(´ω`)

 

突然思い立って何かを聞こうとすると、一瞬時が止まったように何も聞こえず遅れて音が聞こえる、音が聞こえるまでの時間がすごく長く感じられるということが起こるんですね。

 

原因は脳の錯覚である

 

視覚的なクロノスタシスも、聴覚的なクロノスタシスもその原因は一体何なのか?というと脳の錯覚が関係しているんです‼

 

人間は、ある物を見てから別の物を見る時に見た映像を全て記録するのではなくて省略して見ています(‘ω’)ノ

 

例えば、パソコンの画面を見てその後に下にあるキーボードを見るとしたら感覚としては「パソコン→キーボード」に視線が動きます。

 

が、パソコンとキーボードだけを見ているのではなく少しずつ視線が下に動いていく中でその間にパソコンの画面下に設置してあるボタンや台なども見ています。

 

でも、目的の物を見るまでの途中の映像は脳が省略しているので途中のブレもなくスムーズに見えています👀

 

ただ、視線を変える時にかかるほんの少しの時間によって視線を動かした後の時間が長く感じられるのです。

色々な場面でこの現象は起こりますが、普段は気づくことはありません✋

 

でも、時計の秒針のように一秒ずつ徐々に変化していくものを見ると視線を動かした後に時間の経過が長く感じられます。

 

その結果、時計を見た時に秒針が止まっていたり、一瞬時間が止まっている感覚に陥るのです。

 

つまりは、脳が視線を動かしている時の途中の映像を省略している為、途中の映像を見ている時にかかる時間の分時間が長く感じられる(止まっているように見える)ということですね。

 

なので、たまに時計を見た時とかにふと時間が止まっている感じがしても正常ということですね(^^)

 

ただ、疲れている時にも現象に気付きやすくなるようなので最近よく時間が止まっている気がする…という時は、いつもよりもしっかり休息をとってくださいね✨

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