「何か困っている人が居たら、親切にしてあげたい」
多くの人は皆同じようにちょっとした親切心を持っているものだと思います。
それは、結果的に人を助けたり感謝されることになるものですが中にはその親切心がかえってリスクになることもあります。
むしろ、最近はリスクになることの方が多いんじゃないかな…と💡
なので、親切にする=相手が喜ぶ、感謝されるというよりは親切にする=自分も面倒なことに巻き込まれるかもしれない。
というリスクを、あらかじめ頭の中に入れておくべきなのかもしれないですね。
席を譲る人が居なくなった話
最近よく聞くのが、電車やバスの中で席を譲る人が居なくなったという話。
実際は時と場合によって席を譲る人はたくさんいると思いますが、一昔前と比べると少なくなったということだと思います。
良かれと思って席を譲ったら、断られたりなぜか怒られたりする人も少なくないと思います。
その理由は人によって色々あると思うんですが…
ただ単に、次の駅で降りるとかそう長く乗っているわけではないから座らなくて良いということもあると思います💡
年配の方なら、
「自分はまだそこまで年齢を感じていない(だから座らなくて大丈夫)」
「譲ってもらってまで座ろうとは思わない(プライド?)」
とか。
赤ちゃんが居るお母さんなら、
「立っているほうが子供をあやしやすい」
「座った途端に泣く可能性がある」
など。
色々な理由があるものですが、断り方もあると思うので人によっては残念な気持ちになったり(ノД`)
「声かけなきゃよかったかな…」と思うこともあると思います。
席を譲ろうとしなければ、そういった思いをすることもないので席を譲らなくなる人が増えるのもわかる気がします。
実際にあった友人の話
これは私の友人の話なんですが、ある冬の日車を走らせていたところ一台の車が立ち往生しているのを見かけたそうです⛄
雪深いところなので、どうやら車の車輪がわだちにハマっているようでした💦
そこで、近づいてみたところ若い男性が乗っていて困っている様子だったようです。
一人じゃとても抜け出せそうになかったので、一緒に助けてあげることに。
まずスコップでタイヤの周りにある雪をかき出し、少しずつアクセルを踏んでもらいながら車を押します。
これを何度か繰り返し、少しずつ脱出しようとしていたところ…
アクセルを踏み過ぎたのか、勢い余って後ろに停めていた友人の車にゴンッ!
大きな傷がついてしまいました…💧
車は無事脱出したのですが、今度は事故ということで警察を呼ぶことに。
大雪が降る日だったので、雪もすごいし寒いし警察もなかなか来ない…ということで散々だったようです。
まぁ、これは弾みで起こってしまったアクシデントと言えばそうなんですが…
親切心で助けたらこんなことになってしまったと、友人からこの話を聞いた時はなんとも言えない気持ちになりました(^^;)
親切心はリスクになることを覚えておくべき?
多分、人に親切にしようと親切心が発動する時って頭の中では
「自分が親切にする→相手が助かる→感謝されて自分が嬉しい→相手も嬉しい」
という方程式が成り立っているのではないかと思います。無意識のうちに。
だから、見返りを求めるじゃないですけど親切にしたら相手に喜んでもらって当たり前というイメージがどこかにあって…
それが結果的に相手の為になっていないor自分が被害を被ることになった場合イメージと現実にギャップが生まれて不快感を感じるんじゃないかと。
なので、最初から人に親切にすることはリスクになることも覚えておくべきなんじゃないかと思います💡
リスクがあると想定しておけばちょっとしたことでは驚かないですし、そんなに不快になることもないのではないでしょうか❓
親切にすることはもちろん良いことですが、その先のリスクの可能性を考えておくことで万が一の結果で不快に思うこともないのかなぁと。
そう思えば、また懲りずに必要な時に親切心を発揮できるのかなと思います✨
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