まぶたにある分泌腺が脂肪によって詰まることで炎症を起こす霰粒腫になった時、コンタクトレンズや化粧は可能なんでしょうか。
目が悪く毎日コンタクトレンズを使っている人であれば、日常生活に支障が出てしまいます。
メガネをかけて対処することも出来ますが、メガネの場合コンタクトレンズと違って直接目に装着するわけではないので距離が出来る為コンタクトレンズよりも必然的に高い度数になります。
それが原因で頭痛や肩こりにつながることもありますし、どんなに動いても自分の目として使えるコンタクトレンズと違いメガネの場合はずれるので動きも多少なりとも制限されるなど不便なことがあります。
なので、普段コンタクトレンズに慣れている場合は急にメガネになると不便を感じることが多く抵抗がある人多いかもしれません。
女性であれば仕事もしていればコンタクトレンズや化粧は必要という人も多いですが、霰粒腫が出来たら、治療をする時にはどうするべきなんでしょうか。
今回は霰粒腫が出来た時のコンタクトレンズや化粧が出来る期間、術後や目薬で治療する時の注意点などについてご紹介したいと思います。
霰粒腫が出来たらコンタクトレンズや化粧はNG?
眼病になったら、目元になんらかの不調が現れたら基本的にはコンタクトレンズや化粧は極力控えた方が良いことが多いです。
霰粒腫が出来た時場合は、コンタクトレンズや化粧が出来るかできないかは、しこりの大きさや状態によっても違ってきます。
ごく小さなしこりで、且つ白目が充血したりゴロゴロするなどといった目の不快感が少なければコンタクトレンズの装着や化粧も出来ます。
しこりが出来ている位置によっては、眼球に触ってしまってコンタクトレンズを入れると摩擦で角膜に傷がついてしまうケースもあるかもしれませんが触っていなければ問題ないケースが多いです。
ただ、霰粒腫は成長する過程で細菌が入り込んで炎症を起こす麦粒腫に変わることもあるので、コンタクトレンズを入れることでそのリスクは大きくなります。
コンタクトレンズは角膜に直接レンズを装着するので、どうしてもちょっとした傷が出来てそこから細菌が入る可能性があるからです。
レンズの取り外しの際に指で直接傷つけてしまったり、乾燥によって目が乾くことで角膜が傷つくこともあります。
会社でどうしてもコンタクトレンズの装着が必要という場合以外は、極力控えたほうが目の健康にも良いですし安心ですね。
また、化粧に関しても目元の化粧は控えるようにしてアイラインを引いたりアイシャドー、マスカラなども目に絶対入らないとも言い切れないので落ち着くまでは控えた方が良いでしょう。
次のページでは、霰粒腫を目薬で治療する時にコンタクトレンズを外した方が良い理由についてご紹介します。
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