菖蒲湯の昔話にまつわる由来とは?効能と入る時期・入り方は?

 

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菖蒲湯とは、菖蒲の根や葉を湯船に浮かべて菖蒲に含まれるエキスを抽出した天然の入浴剤の入ったお風呂のことです。

 

菖蒲湯の歴史は実はかなり古く、昔から長く親しまれてきたお風呂の一つになります。

 

菖蒲は、病気を寄せ付けない薬草であると信じられてきたので今でもその効能は健在だそうです。

 

今回は、そんな菖蒲湯の効能や入る時期、作り方などについてご紹介したいと思います。

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菖蒲湯の由来・効能とは?

 

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菖蒲は、中国では古くから健康や長寿のために親しまれていたと言われています。

 

特に季節の変わり目など体調を崩しやすい時期には、健康維持のために菖蒲が使われていたのだとか。

 

それが日本に伝わり、戦国時代のころには武士の間で菖蒲湯が親しまれるようになりその後一般庶民にも伝わっていったようです。

 

菖蒲湯に浸かるという習慣が定着するようになったのは、由来は昔話が元になっているとも言われています。

 

その話にも、色々なものがあるのですがその中でも代表的なものには以下のような物があります。

 

・蛇婿入り

これは全国各地に伝わる昔話の一つと言われていて、人間の男の姿をした蛇が人間の娘に結婚を申し込むという内容のものです。

ある見かけの良い男性が娘のところに通っていることを怪しんだ親が、糸がついたままの着物をその男性に着せるように娘に頼み、その糸をたどって男性の帰り道をついていきます。

そうすると、実はそこは蛇の住み家で男性の正体は蛇であったこと、お腹には蛇の子がいることやその対処法を知り、親は娘を菖蒲湯に入れることで蛇の子をやっつける=魔除けとして浸透していったのだそう。

 

・食わず女房

こちらも代表的な昔話で、あるケチな男性が食事もせずよく働く女性であれば結婚しても良いと一人の女性を迎え入れることから始まります。

ある男性のもとに、望んでいた通りの食事もとらずとにかくよく仕事をする働き者の女性がお嫁に来ました。

しかし、なぜか食料がやたらと減ることに気づいた男性はある日出かけると見せかけて家の中を覗いていたところ女性の頭に大きな口があり食料を放り込んでいました。

女性が化け物だと知った男性が別れを切り出すと、女性は化け物に変わり自分の家に男性を連れていきますが、隙をついて菖蒲の茂みに隠れるとそれ以上女性が追ってくることはなかったそうです。

 

どちらもなんとも恐ろしい民話ですが、菖蒲はその香りが魔除けに良いと言われ厄を追い払ってくれるのだそう。

 

そのため、民話では厄が鬼だったり妖怪だったり蛇だったりいろいろな形で登場してくるんですね。

 

菖蒲には精油の成分が豊富に含まれていて、神経痛や腰痛などの症状緩和に良いと言われています。

 

血行促進や保湿作用もあり、菖蒲の香りは心と体を癒すリラックス効果もあることからお風呂には最適だそうです。

 

香りが疫病を退治してくれると信じられてきたというのも、納得できますね。

 

そんな菖蒲湯にも、入ると良い時期があるのでその時に合わせて入るようにすると良いでしょう。

 

次のページでは、入ると良い時期についてご紹介します。



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