ステロイド注射のメリットとデメリット
霰粒腫の治療と言うと、通常は目薬を使うか自然治癒、またはしこりが肥大しているような場合は手術のどれかを選ぶケースが多くあまりステロイド注射を選ぶことは少ないように思います💡
なぜなら、ステロイドは一般的に皮膚疾患の治療で使われることが多いのですが副作用が大きいことで知られていて賛否両論あるからです。
ステロイドにも強さのランクがあり、薬効が強い場合はやはりその分副作用も大きいと言えます。
霰粒腫の治療で使われるステロイドはそもそも弱いステロイドになるので、体への負担は少ないと言われています。
ステロイド注射で治療するメリットとしては、
・目薬での治療や自然治癒よりも早く治りやすい
・手術で切開する必要もない
などがあげられます。
まぶたに注射をすると、当日から徐々に腫れが引いて元の状態に回復していく、といった感じで手軽に治療を終えられるのは魅力的ですよね。
誰だって痛くて辛い治療もイヤですが、長期的にダラダラと治療するのも出来ればしたくないですからね。
ステロイド注射による治療のデメリットとしては、
・注射が痛いこと
・8割治癒する人が居ても2割の人は効かないことがあること
・一時的に内出血でまぶたが黒っぽくなってしまうこと
・少ししこりが残ることがあること
などです。
子供でも4歳以下だと副作用を考慮してステロイド注射が受けられない場合が多いので、目薬や自然治癒で良くならない場合は手術をするか4歳まで待ってステロイド注射をする場合が多いかと💡
小さな子供の場合は選択肢が少なくなってしまいますが、大人であれば治療の選択肢も豊富なので自分の症状に適した治療法を選ぶと良いでしょう。
ステロイド注射に関しても、手術よりもリスクは小さく手軽に受けられる治療なので合わせて検討してみると良いですね(´ω`)
最後のページでは、最終的な治療の選び方についてご紹介します。
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