チェックする方法
「パーキンソン病の初期症状に似たような症状がある気がするけれど…もしかしたら気のせいかもしれない」
「年のせいなのか、病気が関係しているのかよくわからない」
と判断が難しい時があります。
でも家族だからこそ、身近にいるからこそいつもと様子が違うかな?と異変に気付けるということもあります。
なんとなく疑わしい時は、症状をチェックして反応を試してみましょう。
▶親指と人差し指を合わせる
まずは、簡単にできるのが指の動きを見るものですがどちらか一方の手の親指と人差し指を出来るだけ速く叩き合わせてみましょう。
もしも、何も問題がなければ多少ずれたりテンポがバラバラだとしても親指と人差し指を合わせるということはできるはずです。
これが、パーキンソン病になると上手く出来なくなることが多いんだそう。
・親指と人差し指がほとんど動いていない
・指の先が重ならない
などが多いと言われています。
▶かかとで床を交互に叩いてみる
更に、踵で床を出来るだけ速く叩くように突いてみると、もしパーキンソン病であれば右か左どちらかが上手く出来ないことがわかります。
これらのチェック法は、無事に出来たからと言ってパーキンソン病ではないということではないですが判断する一つの目安になるかもしれないということです。
その他には初期症状が出る前に
・においがわからなくなる嗅覚障害
・繰り返す便秘
・睡眠中に暴れる
などの症状が起こることがあるようです。
また、ただのまばたきではなく自分の意思に反して急に瞼を閉じてしまうことが頻繁に起こる場合もあります。
おかしいなと思う言動や行動がなかったか?確認しながら症状も確かめる必要があります。
気になる症状があればその都度メモを取り、どんな時にどんなタイミングでどんな症状が出るのかを把握できるようにすると病気が見えてくるかもしれません。
次のページでは、パーキンソン病の主に三つある治療法についてご紹介します。
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