亡くなった人が姿を変えて会いに来てくれた「ちょうちょ」の話

亡くなった人が姿を変えて会いに来てくれた

にわかには信じがたいけれどなんとなく感じる、そんな経験はないですか?

 

大好きな人、とても大切だった人が亡くなった後、姿を変えて会いに来てくれることがあります。

もしかすると、どうしても会いたくて、でも怖がられないように姿を変えて会いに来ているのかもしれません。

 

そう考えると、人は亡くなった後でも大事な人とは実はどこかでつながっているのかもしれないですね。

今回は、以前祖母から聞いた祖母の友人の話をしたいと思います。

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祖母の友人の家に来るちょうちょの話

 

以前、祖母からこんな話を聞きました。

友人の家に毎年やってくるちょうちょが居るんだと。それも、冬前という季節外れの時期にどこからともなくやってくるそうです。

 

祖母の友人Fさんは、小中高と学校生活を終え、高校卒業後に地元の会社に就職したそうです。

その職場で旦那さんと出会い、結婚しました。

 

結婚後は仕事を辞めて専業主婦となり、育児や家事に追われる日々を送っていたそうです。

やがて子供達がそれぞれ自立して育児が終わり、夫婦2人の穏やかな生活が始まりました。

 

旦那さんも定年を迎えると、さらに2人の時間が増えて旅行に行ったり趣味に時間を費やしたり、小さな幸せが増えつつあった時のことでした。

そんな時、突然旦那さんに病気が見つかりすぐに闘病生活が始まります。

 

せっかく楽しい老後を…と思っていた矢先の出来事。

それまで大病をしたことが無く、病気とは無縁の旦那さんだったこともあり、突然の発病にショックを受けた祖母の友人も体調を崩してしまいます。

 

それからほどなくして、献身的な支えもむなしく旦那さんは一人天国へと旅立ってしまいました。

楽しい老後を夢見ていた最中、旦那さんが急にこの世を去り一人ぼっちになってしまった祖母の友人。

 

なかなか現実を受け入れられず、毎日悲しみに暮れていたそうです。

ご飯も食べられず夜も眠れない、そんな日々が続いて心身ともに疲弊していたのだそう。

 

家族や友人たちの支えもあり、その後は少しずつ以前の生活に戻っていきました。

いつまでもくよくよせずに、自分一人でも少しでも楽しい老後を送らないと主人に怒られると言っていたそうです。

 

それから旦那さんの一周忌がやってきました。

命日の日、涼しさを感じる秋の午後、天気の良い日にふと家の庭に出てみた時のことです。

 

どこからともなく、一匹のちょうちょがひらひらと飛んできました。

そのちょうちょは、アゲハ蝶のように美しいちょうちょで目の前に来ると自分の周りをひらひらと飛び続けていたそうです。

 

こんな時期に蝶々って居るんだと不思議に思いながらも、ふと生前旦那さんが言っていたことを思い出しました。

旦那さんは亡くなる直前、天国に行ったら蝶になって会いに来るねと言っていたそうです。

 

その為、祖母の友人は亡くなった旦那さんが会いに来てくれたように感じて、びっくりしつつもとても嬉しかったようでした。

その後、ちょうちょが現れることはもうなかったので、一周忌に会いに来てくれたちょうのことを思い出すことはもうありませんでした。

 

ところが、それからまた一年後の命日。

出かける準備をして玄関に居ると、玄関の窓からどこからともなくちょうちょが飛んでくるのが見えたのです。

 

よく見ると、前年一周忌の時にやってきたアゲハ蝶にそっくりな蝶。

驚いて玄関のドアを開けると、そのちょうちょは開けるのを待っていたかのように勢いよく飛び回りました。

 

庭に出ると、そのちょうちょも付いてきてしばらく飛び回っていたそうです。

祖母の友人は、旦那さんが生前約束した通りまた会いに来てくれたんだと言っていました。

 

それからのこと、命日になると毎年必ずそのアゲハ蝶が現れるようになりました。

祖母の友人は、絶対に旦那さんが姿を変えて自分に会いに来てくれているのだと確信したようです。

 

その後も、毎年毎年命日になると欠かさず会いに来ていたちょうちょ。

祖母の友人が高齢になり一人で生活するのが難しくなった為、娘さんの家に引っ越すことになるまでは、ずっと毎年来ていたのだとか。

 

その話を聞いた祖母も、不思議だけどこういうことって本当にあるのよねと言っていました。

祖母も、きっとあの旦那さんなら彼女に会いたくて毎年会いに行っているに違いないと、ちょうちょの正体が旦那さんであると確信しているようでした。

 

色々なものに姿を変えて会いに来る故人

 

私が聞いた話だと、ちょうちょになって会いに来てくれたという人が多いように思います。

私の場合は、真っ白な鳩でした。

 

祖父が亡くなって1~2年くらいたった頃のことなのですが、新居で新生活を始める時のこと。

空気の入れ替えをしようと思って、午後にちょっと窓を開けていたら突然真っ白な鳩が家の中に入ってきたんです。

 

それまで真っ白な鳩を見たことが無かったのと、家に鳥が入ってきたこともなかったのですごくびっくりしたのを覚えています。

呆然と立ちつくしている私をよそに、鳩も鳩で暴れる様子もなく私のベッドの枠に腰掛けるようにして休んでいました。

 

窓を大きく開けても一向に出ていく気配がなく、どうしたら良いものかと困惑していると、ほどなくして何事もなかったかのように出ていきました。

とても綺麗な鳩だったので、なんだか神秘的な感じがしました。

 

鳩は神の使いとされてきたという言い伝えもあるようで、その時もしかしたら天国に居る祖父が私の新生活の偵察に来たのかなと思わざるを得なかったです。

それ以来あの真っ白な鳩は一度も見たことが無いのですが、またいつか会えたら良いなと思っています。

 

もしかしたらあなたの身近に現れているのかも

 

ちょうちょや鳩以外にも、何らかの形になって故人が会いに来てくれているのかもしれません。

身近なところで見る季節外れのもの、よく見かけるものがもしかしたら故人の姿なのかも。

 

そう考えると、大切な人が天国に行って離れ離れになったとしても、実はどこかでつながっているのかもしれないですよね。

そのつながりを忘れることなく、時々故人を思い出しながら故人の分も素敵な人生を歩んでいけたら良いですよね、また会う日まで。



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