どんな原理?一定の条件が合わさる時に見える
飛行機雲は、飛行機が飛べば必ずその後に出来る煙の一種のようなものだと思われがちですが、実は飛行機雲は飛行機から出る排気ガスからできる雲のことです💡
上空の気温は地上から約100m離れるごとに低0.6度くなるので、飛行機が飛ぶ高度数千mの空間ではマイナス数十度と極寒の環境となっています。
この環境で、エンジンが周りの空気を吸って圧縮し燃焼させることで排気ガスとして排出するわけですが、その中に含まれる水分が急速に冷えることで雲として見えるようになります⛅
エンジンに関係なくたまたま空気の渦が出来た時に気圧と気温が低くなり、その中に含まれる水分が急速に冷えて雲として見えることもあります。
いずれにせよ、飛行機雲はそういった高度や上空の気温、空気の流れや湿度などあらゆる要因が絡んで出来るものになります。
なので、飛行機が飛べばその後に必ず見られるものというわけではないんですね。
ちなみに、飛行機雲を見た後はその後高い確率で雨が降ることが多いと言われていますがそれにも理由があるのです。
最後のページでは、飛行機雲が出来た後に雨が降る理由についてご紹介します。
コメント