鳥は時期を見て食べている
ナナカマドの実は鳥達もよく食べる実なのですが、それは大体真冬以降になってからのこと💡
ナナカマドは秋頃から実がなり始めますが、秋の段階ではまだまだ苦味が強くて食べられないからだそうです。
保存が効くゾルビン酸が入っているナナカマドには苦味成分の元となるアミグダリンという物質も含まれていて、冬になり実が凍りその後加水分解されることで苦味が薄れていきます。
なので、冬に入り真冬ぐらいの頃になるとちょうど実に苦みが少なくなって食べやすくなる時になるので、鳥達がその頃を狙って実を食べにやってくるんだそうです。
鳥達でも、実が早いと食べないぐらいなので相当な苦味があることが伺えますね…
それでも、苦い時に食べるのではなくちゃんと薄れてから食べに行くというのは賢いなぁと。
柿なんかもそうですが、渋柿の時には手を付けずに渋が抜けて甘くなる頃になると鳥たちがやってきますからね。
冬の時期になれば、鳥たちに食べられてしまうことが多いので食用として使う場合は出来るだけ秋の時期に手に入れるほう良さそうです。
早めに収穫しても、甘さを出すためには一度冷凍すれば良いだけですからね。
参考にしてみてくださいね(*´▽`*)
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
ナナカマドの実がなる時期や食用にする方法、鳥が食べる時期などについてご紹介しました。
ナナカマドの実は食用にすることも出来ますが、苦味が強くそのまま食べられるものではないことが分かりましたね。
間違っても、生の状態で沢山食べるのだけは避けるようにしましょう。
紅葉もとっても綺麗なので、見て楽しんでから実は食用としても楽しみたいですね★
コメント