本来の意味ではなく、間違った意味が重なり誤用されることが多くなっています💡
でも、誤用自体に気づかずに使っている言葉もまた多くなってきているようです。
誤用していても、それで意味が通じるのであれば良いかもしれませんが正しい意味や使い方も覚えておきたいですね(^^)
誤用される言葉には色々なものがあるんですが、その中の一つに「姑息」もあるので今回本来の意味と由来や誤用の原因についてまとめてみることにしました。
姑息の本来の正しい意味とは?
姑息の本来の正しい意味になりますが、
「その場しのぎ」
「一時的なもの」
「根本的な解決ではなく一時の間に合わせなど」
などといった意味があります💡
「姑息な手段を取る」や「姑息な手を使う」などと使われることが多く、一時しのぎのありさまを示す意味があります。
例えば、治療において
・症状を完全に完治させて怪我や病気を治すといった意味では根治治療と言えますが
・それ以外の寛解状態の治療であれば姑息的治療
と言えます。
根治的な治療は、その治療だけで十分回復させることが出来る最終的な手段。
一方の姑息的な治療は、とりあえず今は症状は緩和させることが出来るけれどそれも一時的なものであるということですね。
この「姑息」の意味ですが、「姑」と「息」のそれぞれの漢字の意味から成り立っています。
次のページでは、姑息の由来、漢字の成り立ちについてご紹介します。
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