白い粉とカビの見分け方
干し柿を作るには色々な方法があり、最初の下準備の一つとして渋抜きをする工程があります。
ただそのまま乾燥させるだけでも渋抜きは可能なのですが、湿度によって上手く乾燥させることが出来ない場合もあります。
そのため、干し柿を作る時期や天気などにも合わせて渋抜きする方法を選ぶと良いでしょう。
一般的には、
・アルコールに漬ける、もしくは吹きかけるというケースが多くその他には
・40度前後のお湯につける湯抜き
・米ぬか、もしくは米につける方法
もあります。
業務用の場合、炭酸ガスを使って渋抜きする方法があるのですが自宅でもドライアイスを使えばOK👉簡単に渋柿を甘くする方法「ドライアイス編」数日で甘い柿が出来る!
それ以外には、リンゴと一緒に容器に入れて密閉して置いたり、一旦冷凍させたり温泉につけて渋抜きを行う地域もあるそう。
通常は渋抜きを済ませて干してから大体2週間程度で食べ頃の干し柿が出来ますが、外側の皮がかなり固くなるまで乾燥させることもあります。
好みもあるのでそれよりも少し短めに干したり、逆にもっと長めに干したりすることもあると思います。
どの食感が良いのかそれぞれ好みにもよりますが、乾燥する期間が長いと白っぽい粉が表面上につきます。
一見、カビかなにかかと思われがちなのですが実は体に害があるものではありません。
むしろ、これは柿の中の糖分が外に滲み出ることで見られるので、栄養分がしっかり凝縮されているという一つの証拠になります。
この白っぽい粉のようなものが表面についている状態の干し柿が、一番体に良いと言われています。
意外と知られていないのですが、そもそも干し柿には白カビは生えません。
生えるのは青カビになるので、緑や青っぽいような斑点がぽつぽつとあればそれはおそらくカビになります💦
・湿気のあるところ
・雨が降る時
などにカビが発生しやすくなりますが、小さいものであれば扇風機やドライヤーなどを使ってよく乾かしてカビの部分を取れば、食べるのに問題は無い場合が多いです。
全体的に青カビがついてしまっているような状態であれば、その場合は断念して処分したほうが良いかもしれません。
部分的なものであれば、しっかり乾かすかカビの部分だけ取るなどすれば大体は安心して食べられるようです。
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まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
・干し柿の主な栄養や効能
・カビのような白い粉の正体
などについてご紹介しました。
甘柿も干し柿も旬のものは本当に甘くて美味しいですし、何より栄養が詰まっているので秋冬は積極的に食べるときっと体調も崩さずに済みますよ✨
栄養が沢山詰まった干し柿ですが、糖分もそれなりに高いので一日二個程度に抑えておくのが良いですね‼
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