語源は日和見主義という学生運動
「ひよった」の語源は、もともとは日和見主義という言葉から来ていると言われていますがその日和見主義とは、60年代から70年代の当時の学生たちが学生運動などで使っていた言葉。
色々な考え、それぞれの主張がぶつかり合い学生だけでなく多くの青年が運動に参加していたと言われていますが、
「政治的な思想の主張を抑え、自分の立場をはっきりと示さず、より有利なほうにつくことを表した時」
に誕生した言葉であるとされています。
つまり、日本の政治運動の中で生まれたスラングの一つと言った感じですなんですね。
そのため日和見主義というのは、
・自分にとってより有利なほうに回ること
・機会をうかがいつつ二股をかける
といった意味になります。
自分に都合よく振る舞い、状況が悪化すると弱気になって動けなくなってしまうようなことを言います。
今は一般的には政治的なシチュエーションにおいて相手を批判したりする時に使われることが多いですね。
ゲームの世界なんかでもよく使われ、主に弱気になっていることを指しますが弱気という意味だけでなく自分の都合の良いほうにしか行動できないありさまも指します。
最後のページでは、ひよるという表現と方言の関係についてご紹介します。
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