由来・語源について
冷やかしには「冗談を言ってからかう」という意味と「買う気がないのに見て回るお客さんのこと」という意味があることをご紹介しましたが、後者の方は語源の歴史は古く江戸時代にまで遡るのですが…
当時、紙で出来た原料を水に浸けて冷やす仕事をする染物職人が沢山居ました💡
そんな職人たちは、仕事の暇な時に合間を見つけては街へ出かけてお店をただ覗いて時間を潰していたそうです。
水に浸すという工程の間だけ時間が出来るだけで、実際にお店で何か買い物をするほどは時間がないような状態だったのだとか。
そのことから、紙を水で冷やかしている間にお店を覗くことから「冷やかす」という言葉が生まれたのだそう(‘ω’)ノ
お店の人にとっては、冷やかしている間にお店にやってくる職人さん=何も買わないで見ていくだけという感覚だったのでしょうか。
それから、冷やかす=買わないのにただお店を見て回る、現代で言うウィンドウショッピング的な感じで使われるようになったと言われています。
当時は、仕事の最中に暇な時間が出来ても街に出てお店を見ることくらいしかやることがなかったんですね。
最後のページでは、類語についてもご紹介しています。
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