ふとした反動で肘をぶつけた時、ビックリするほどジーンと来てその場で一瞬固まってしまった経験がある人は多いと思います。
ビリビリと、電流が走ったような感覚も覚えますよね…⚡
私もつい先日仕事用の机で作業していたら、たまたま半開きになっていた引き出しに思いっきりぶつけて一瞬言葉が出ませんでした(´;ω;`)
誰もが一度は経験したことがあると思いますが、詳しく知っている人は少ないかと。
そこで今回は、肘を打つとジーンとするアレの名前や原因についてご紹介します。
神経が近い部分なので、刺激を受けやすい部分なんですがまた名前がなんとも面白いので覚えておいて損はないと思います(^^ゞ
肘を打つとジーンとくるアレは「ファニーボーン」
肘を打つとビリビリ、ジーンとくるのは上腕骨の内側に尺骨神経という神経が通っているからです。
この上腕骨は、英語にするとhumerus(ヒューメラス)と言います。
humerusは、「面白い、おどけた、滑稽な」などという意味になるhumorous(ヒューモラス)と発音が似ています💡
そこから、上腕骨はヒューモラスだとふざけて言われるようになりました。
そして、ヒューモラスと似た意味を持つ、おかしなという意味のfunnyが使われfunny bone(ファニーボーン)になったという説があります。
諸説あり、正確な語源はよくわかっていない部分もあるのですが…
あとは、肘をちょっとぶつけただけでもしびれる感じがしておかしい、ということからファニーボーンと呼ばれるようになったという説もあります(´ω`)
日本語は症状を指す言葉はないですが英語はファニーボーンということが多いです。
なんでちょっとぶつけただけでしびれるの?
なんで肘をちょっとぶつけただけなのにこんなにしびれるんだろ…と思いませんか?
瞬間的に勢い良くぶつけたとはいえ、響くような痛みが体に伝わってきますよね(;´・ω・)
上腕骨の内側には尺骨神経があるというのはご紹介しましたが、この神経は体の中でも特に浅い部分にあります👀
神経は普通体の奥にあるものなのでなかなか触れることは出来ません✋⚠
でも尺骨神経は肘の骨の出っ張り辺りにあり外からの刺激を受けやすいんですよね。
なので、肘をほんの少しぶつけただけでも想像以上にしびれてジーンと痛みが伝わってくるというわけです。
たまにぶつける程度なら良いけどぶつけ過ぎには要注意
たまにぶつける程度なら誰でもあることだと思いますし、特に心配することはありません。
でも、やっぱり神経を刺激するのは良くないのでぶつけ過ぎは良くないですよね。
特に、硬いものが出っ張っている状態だと肘をぶつけた時に痛みを感じやすいです…。
家の中だと、机の角や引き出し、棚などは特にぶつけやすいと思うので気を付けましょう‼
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