痣が生まれつきある原因とは?それぞれの種類と消す方法・治療法

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痣の種類と意味

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 〇赤い痣

赤い痣の場合は、皮膚の中の毛細血管が拡張したり増殖したもので起こるもの。

赤ちゃんの頃に出来て消えるものとしては、サーモンパッチいちご血管腫などが代表的で大人になっても残りやすいものが単純性血管腫ウンナ母斑

 

サーモンパッチは、目の周辺やおでこに赤い痣が薄く出来るもので境界線があいまいで輪郭が分かりづらいですが自然と治る痣。

 

表面が赤くプツプツと盛り上がったものがいちご血管腫

自然と治るのものですが、あまりにも大きい場合は皮膚が正常に戻らないことがあるので数センチと大きい場合は皮膚科を受診しましょう。

 

単純性血管腫は、皮膚の深いところで毛細血管が増えている状態で赤く見える痣で顔にも手足にも体全体に出来ます。

消えるものではなく、大人になるにつれて形も変化しやすいそう。

 

ウンナ母斑は、血管が広がることで出来る痣で頭や首の後ろに出来やすく輪郭はぼやけた感じ。

大人になるまでに消えたりそのまま残ることもあるなど人によって違ってきます。

 

主な治療法としては、赤い色の痣の場合、赤い色をよく吸収するオレンジ色の光であるVビームレーザーを使った治療が一般的。

数回に分けて治療を続けていくことで、痣が徐々に改善されることが多いです💡

〇茶色い痣

茶色の痣の場合はメラニン色素を生成するメラノサイトが皮膚に密集してできたものが多く、最も一般的なのが扁平母斑

くっきりと輪郭があり大人になっても残りやすいですが、悪性化しにくいタイプ。

 

治療しても再発しやすい痣ですが、治療も進化しているのでルビーレーザーで数回治療すると改善しやすいようです。

 

頭によく出来る薄茶の痣が脂腺母斑、痣が出来た部分は髪が生えず成長すると色が濃くなり表面も盛り上がるタイプ。

 

髪が一部生えないという美容的な問題と、皮膚がんに将来的になる可能性があるので手術で除去するのが一番。

 

カフェオレのような色の痣がその周辺に6個以上あると、カフェオレ斑と呼ばれレックリングハウゼン病である可能性が出てくるので早めに皮膚科を受診しましょう。

 

良性の神経線維腫という腫瘤が体全体に出来ることがありレーザーや塗り薬、切除手術など痣に合わせて色々な治療があります。

 

〇青い痣

青い痣に関しては、最もよく目にする痣であり特にアジア人に多いのが蒙古斑で腰回りや背中に出来て自然と消えます。

異所性蒙古斑の場合は、全身に出来て濃いものであれば大人になっても残るものも。

 

また、目の周りや頬など顔に出来やすい太田母斑は成長すると濃くなるので異所性母斑とともにQスイッチレーザーで対処することが多いです。

 

〇白い痣

白は、脱色素性母斑と呼ばれ皮膚の一部のメラニン色素が上手く働かなかったことで起こるもので手足や背中に多いです。

 

痣が帯状や線状に広がっている場合は、先天性の染色体異常である伊藤白斑である可能性があります。

神経症状や視力障害などを起こしやすく、有効な治療法があまりない難病。

 

〇黒っぽい痣

ほくろと同じようなものですが、黒い痣で直径5センチ以上を越えるものの場合悪性腫瘍に変化するものもあるので皮膚科で診てもらい切除する必要があります。

小さくても稀に悪性のものもありますが、大きいとその確率が高いので要注意です。

 

最後のページでは、痣を消す方法と治療法についてご紹介します。

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